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お子さんを虫歯にさせないためには

2015年8月7日

「子供の虫歯は親の責任」と良く言われます。大切なお子さんに虫歯を作らないようにするためのポイントはどういうものでしょうか?いくつかあげてみます。
1.虫歯をお子さんにうつさない
虫歯菌は生後19ヶ月~36ヶ月の間に、周囲の人からお子さんにうつる、と言われています。そして、その感染の時期が遅いほど、虫歯になりにくくなることがわかっています。お子さんへの虫歯菌の感染をなるべく防ぐためには次のことを心がけてみましょう。
1.周囲の人が虫歯予防を心がけ、虫歯があったらきちんと治しておく
2.食べ物の口移し、スプーンやコップなどの共有を避ける
3.周囲の人がキシリトールを摂取し、虫歯菌自体を減らしておく
2.歯が生えたら定期検診、フッ素塗布
初めての歯は生後6ヶ月前後より生え始めます。この頃から歯科医院へ定期的に通って、虫歯などのチェック、そしてフッ素塗布を行っておくと良いでしょう。
3.家庭でもフッ素を活用する
フッ素入り歯磨き粉を使って歯を強化していきましょう。3歳までは1日に1回夜に、3歳以上は朝と夜の2回みがくようにしましょう。
4.10歳までは親が仕上げ磨きをする
小学生のうちは永久歯と乳歯が混在しており、なかなか隅々まで磨けていないものです。10歳くらいまでは親が仕上げ磨きをしてあげましょう。
5.歯と歯の間の歯磨きも忘れずに
3歳くらいになったら歯間にフロスを通してあげましょう。
6.おやつの与え方に注意
おやつは時間を決めて与えましょう。糖分が口の中に長時間残るような、飴やキャラメル、ジュースなどは極力控えましょう。
7.キシリトールを活用する
1日に3回、キシリトールのガムやタブレットを摂取することで、虫歯にかかりにくくすることができます。
お子さんのお口を守ってあげられるのはご両親です。ぜひ、上であげたことを参考にしてみてください。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/0525preventive/

お口の予防プロバイオティクスとは?

2015年8月5日

お腹の健康にプロバイオティクス、というのは良く知られていますね。体の中には無数の細菌が住んでおり、体調を整えてくれる善玉菌もいれば、不調を引き起こす悪玉菌もいます。プロバイオティクスは善玉菌を大量に体内に取り込むことで、悪玉菌の住処をなくして体の調子を整えるということを目的としていますが、このことを口の中の環境にも応用する試みが近年、ますます盛んになってきています。
お口の中の悪玉菌といえば虫歯菌や歯周病菌ですが、これらは単に虫歯や歯周病を起こすだけでなく、これらの細菌が血流にのって全身を回ることで、糖尿病、心疾患、脳梗塞などを引き起こすことがわかっています。また、高齢者においてはこれらの細菌が肺へ入ってしまうことで誤嚥性肺炎を起こすこともわかっています。そこで、お口の中にプロバイオティクスを応用することで善玉菌を増やし、これらの病気を改善、予防することができるのです。
お口のプロバイオティクスとして効果のあるものとしては、「乳酸菌LS1(L.サリバリウス)」や「バイオガイヤ(L.ロイテリ菌)」などがあります。腸内のプロバイオティクスと違い、錠剤(タブレット)の状態となっており、口の中に長くとどまらせておくことで効果を十分に発揮できるようになっています。
お口の健康は全身の健康につながります。口内環境を整えて、ずっと健康な体を目指しましょう!
一壺歯科医院
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シーラントとは

2015年8月3日

シーラントとは、主に6歳臼歯に対して行う、奥歯の溝を虫歯から予防する治療法です。虫歯予防の方法としては、フッ素塗布やキシリトールがよく知られていますが、これらだけでは歯を守りきれない場合があります。それは生えて間もない、または生えている途中の6歳臼歯の溝の部分です。なぜ6歳臼歯が虫歯にかかりやすいのか?という理由は次の通りです。
1.歯は生えてから2年くらい歯の質が弱い
2.歯の溝が深く、歯ブラシが届きにくい
3.生えてきていることを本人が意識せず、磨けていないことが多い
4.歯の高さが他の歯よりも低いため、磨きにくい
6歳臼歯の虫歯は多くの場合、生えて間もない頃にできることから、そのリスクの最も高い溝を材料で埋めて保護してあげることで、虫歯リスクを大幅に下げることができます。特に、6歳臼歯はすべての歯の中で一番大きい歯で、噛む時に最も力が入る重要な役目を果たす歯ですが、自分でケアすることのできない低年齢で生えてくるため、なるべく保護してあげることが重要なのです。
しかし、シーラントとしたからといって油断は禁物です。歯磨きをきちんとしなければ境目や他の部分から虫歯になる可能性があります。また、外れてしまうこともありますので、歯科医院できちんと定期検診を受け、外れたらやり直してもらいましょう。
歯の健康には予防が一番大事です。定期検診、定期的なクリーニングで虫歯や歯周病を予防していきましょう。
一壺歯科医院
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キシリトールの効果的な摂り方

2015年7月31日

前回はキシリトールがなぜ、歯にいいか?ということについてお話ししました。今回はどのようにキシリトールを摂ると効果的か?についてお話ししていきます。
キシリトールは口の中に長くとどまるほど、効果を発揮します。ということは、キシリトールを使っているものであっても、すぐに飲み込んでしまってはあまり効果がありません。たとえば、クッキーやケーキ、ジュースなどは糖分制限には良いですが、虫歯予防効果には不十分ということです。このような理由から虫歯予防を目的としたキシリトール製品はガムやタブレット(錠)の形になってお口の中に長くとどまるようになっています。
■キシリトール製品の選び方
キシリトール製品を買う際には、キシリトールができるだけ高濃度のものを選びましょう。少なくとも50%以上で「シュガーレス」の表示があること、または糖類0%であることを確認して買うようにしましょう。
■キシリトール製品の摂り方
キシリトールにはお腹が緩くなる効果がありますので、あまりたくさん食べるのはお勧めしません。一般的に一日に3回、朝、昼、晩などのタイミングで摂るようにし、3ヶ月以上それを続けることで虫歯予防の効果が高まると言われています。お子さんに虫歯をうつさないようにするためには、遅くとも生後3ヶ月くらいまでには、周囲の人(とくにお母さん)がキシリトールを摂取することが効果的だと言われています。
お手軽に虫歯予防ができるキシリトール、おすすめです。ただ、キシリトールを摂りさえすれば大丈夫というわけでもありませんので、日頃からフッ素の入った歯磨き粉を使ってのブラッシング、食事の摂り方にも気をつけて、総合的に虫歯予防をしていきましょう。
定期的な検診も虫歯、歯周病予防には欠かせません。健康な歯のためになるべく3ヶ月に一度、検診を受けるようにしましょう。
一壺歯科医院
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キシリトールってどうして歯にいいの?

2015年7月29日

キシリトールという言葉はおそらく誰もが耳にしたことがあるでしょう。歯にいい、ということは知っている人が多いと思いますが、一体どのような効果があって歯にいいのでしょうか?
キシリトールは自然界に存在する甘味炭水化物です。他の甘味料と同じく、虫歯の原因にならないばかりか、虫歯になりにくくする効果があるのです。
具体的にはキシリトールには次のような効果があります。
1.虫歯の原因である酸を作らない
2.ミュータンス菌(虫歯菌)の増殖を防ぐ
3.歯垢ができにくくなり、またできたとしても剥がれやすくなる
4.唾液の分泌を促し、口の中のばい菌を洗い流す
5.歯の再石灰化を促進する(初期虫歯を修復する効果)
→唾液が多く出ることによる効果
キシリトールは糖尿病の治療にも使われている、体に安全な甘味料です。フィンランドでは1970年代くらいまでは虫歯大国でしたが、その後、医療費抑制のために予防歯科が推進されました。そこで、ブラッシング指導、食生活の指導、フッ素塗布の予防処置が行われるようになり、それに加えいち早くキシリトールを予防歯科に取り入れたことで虫歯が激減し、現在もその傾向は続いているそうです。
つまり、虫歯予防には
・正しい食習慣
・適切なブラッシング
・定期的なフッ素塗布
・キシリトールの摂取
が、大事ということですね。
次回はキシリトールの効果的な摂り方についてお話ししていきます。
一壺歯科医院
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詰め物、インプラント、義歯は天然歯にかなわない?

2015年7月27日

「歳を取ったら歯が悪くなるのは仕方ない」、とか「別に歯がダメになったらインプラントすればいいし」と思っている人がいるかもしれません。たしかに、歯のダメージに応じて治療をすることは可能です。しかし、どんな素晴らしいテクニックや材料で治療をしようとも、天然の歯にかなうものはありません。
たとえば、詰め物や被せ物をした場合、どんなに精度の高い物を入れたとしても、目に見えないほどの段差はあるものです。お手入れ次第でもありますが、年数が経ってくるといずれその段差部分から虫歯になることも少なくありません。
もしも歯を抜くことになった場合、一般的には義歯かブリッジかインプラントを入れることになります。義歯は噛む効率がどうしても天然の歯に比べると明らかに落ちますし、食べている時にものが義歯の下に入り込んでしまったりすることもあります。ブリッジは抜けた部分を支えるために周囲の歯の健康な部分を削らなければなりませんし、ブリッジを支える歯に噛み合わせの力が余計にかかって、負担が過剰になり歯の寿命を縮めてしまうことにもつながります。
インプラントは天然歯に近い噛みごたえがありますが、天然歯のように骨との間に歯根膜というクッションがないために骨と強固に結合して、噛む相手の歯にダメージを与えたり、感染が起こると、進行が非常に速く早期に抜け落ちてしまうこともあります。
このように、どんな治療法も健全な歯に匹敵するものはないのです。しかし、治療を行った歯もメインテナンス次第で長持ちさせることが可能です。
当院では3ヶ月ごとの検診をおすすめしています。
一壺歯科医院
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欧米に比べて日本は予防歯科の意識が低い?

2015年7月24日

「いつもちゃんと歯磨きしているし、歯医者は痛くなったら行くわ」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?このように日本では残念ながら歯医者は「痛くなってから行くもの」という認識がいまだに根強く、定期的に歯のメインテナンスに通う人はまだまだ少ないようです。
2012年の厚生労働省の調査によると、日本人の80歳時点における残存歯数の平均は9.8本であったそうです。それに対し、予防歯科の先進国であるスウェーデンでは平均20本と大きな差が見られました。「白人は歯が強いんだろう」と思う人もいるかもしれませんが、実はスウェーデンも一昔前までは日本と同じくらい、虫歯や歯周病で歯を失う人が多かったのです。それを重く見たスウェーデン政府が1970年代に予防歯科に力をいれる政策を立ち上げ、国民全員が定期検診や歯のクリーニングを受けることを義務づけました。その甲斐もあり、国民の多くが予防歯科に対する意識が高まり、虫歯や歯周病にかかる人が激減したのです。
虫歯や歯周病で失われた歯や骨は、治療をしたとしても完全に「治る」ことはありえません。進行を止めることに留まるだけです。しかもメインテナンスをしなければ、いつ再発してもおかしくありません。結局、歯や歯茎の健康を守って長持ちさせるためには「予防」に力を入れていくことが一番なのです。いまや虫歯や歯周病はコントロールできる時代になりました。またお口の健康は体全体の健康とも深く関わっています。いつまでも自分の歯で美味しく食事をして、健康でいるために、予防歯科を是非見直してみましょう。
当院では3ヶ月に一度の定期検診、クリーニングをお勧めしています。
一壺歯科医院
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口の中がネバネバするのはなぜ?

2015年7月22日

朝起きたときはなんだか口の中がネバネバすることがありますね。これは睡眠中に唾液の分泌が落ちるために起こりますので特に問題ありません。ですが、日中もよくネバネバする・・という場合はちょっと注意が必要です。まず口の中がネバネバする原因として次のようなことが考えられます。
1.歯周病
歯周病があると、口の中がネバネバしやすくなります。これは、歯茎の歯周ポケットから排出される浸出液、歯周病原菌が作り出す毒素、血、膿などによって唾液が粘つくのです。
2.歯の磨き残し
歯の磨き残しが多いと、口の中の細菌の数が増えますので唾液が粘つく原因となります。
3.ストレス
唾液にはサラサラした唾液とネバネバした唾液があります。ストレスが少ない時や食事をしている時などはおもに耳下腺、顎下腺からのサラサラした唾液が分泌されます。対して、ストレスが多い時、緊張している時は舌下腺からネバネバした唾液が分泌されます。
4.ドライマウス
ドライマウスは唾液の分泌が減ったり、口呼吸などで唾液が蒸発して口が渇いている状態をいいます。唾液が減ると口はネバネバ、になったりカラカラになったりします。
5.風邪など体調不良のとき
風邪をひくと鼻が詰まって口呼吸になったり、風邪薬の副作用で唾液の分泌が落ちて口が渇いたり、熱が出ることで脱水を起こしがちです。
6.老化現象
唾液腺の機能は年齢とともに衰えます。また、筋力が落ちることで噛む力も落ち、唾液腺への刺激が減って唾液の分泌はさらに落ちます。
このように、口の中はちょっとしたきっかけでネバネバしがちです。ネバネバした状態では口の中の自浄作用が落ちますので細菌が非常に繁殖しやすく、虫歯や歯周病にかかる危険が高まります。口の中のネバネバを感じたら、口の中を清潔に保つ、水分を意識して取る、ガムなどをかんで唾液を出す、リラックスする、などを心がけるようにしましょう。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/0520periodontitis/

歯茎がムズがゆいとき

2015年7月20日

歯茎がムズがゆい、という症状を起こすとき、次のような原因が考えられます。
1.歯周病
歯茎がむずがゆいとき、一番可能性として高いのがこの歯周病です。歯周病は一般的にある程度進行しないと自覚症状を出しません。ですが、歯周病の初期にむずがゆい症状を出すことがあります。これは歯茎が炎症を起こして敏感になっていることによります。このような症状が出たら早めに治療をすることが望まれます。
2.ヘルペス性歯肉口内炎
ヘルペスウイルスによって引き起こされるもので、口の中にたくさんの小さな水疱ができたり、歯茎が腫れて強い痛みを出します。その前駆症状として歯茎がムズムズする症状が出ます。
3.アレルギー
食べ物によるアレルギー、花粉症、金属アレルギー、歯磨き粉の成分に対するアレルギーなどによって口の中や歯茎がむずがゆくなることがあります。
4.物が詰まっている
歯と歯の間に物が詰まると、歯茎や歯を支えている組織の炎症を起こして、むずがゆい症状や違和感、痛みを出すことがあります。
5.歯の磨きすぎ
歯の磨き方が乱暴であったり、硬めの歯ブラシを使っていると歯茎を傷つけて歯茎が敏感になることがあります。
このように、歯茎のむずがゆい症状は炎症やアレルギー、感染症など、なんらかの異常が起こっていることのサインである可能性があります。おかしいな?と思ったら歯科を受診することをおすすめします。
口の中の異常を感じたらお気軽にご連絡ください。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/0520periodontitis/

すきっぱの治療法

2015年7月17日

前回はすきっぱの原因についてお話ししましたが、今回は治療法についてです。すきっぱは主に見た目の問題で治したい、という方が多いようです。歯科的に言うと、すきっぱは歯が重なっている叢生に比べると、虫歯や歯周病のリスクは低いですが、食べ物が詰まりやすかったりすることで歯茎が炎症を起こしたり、話すときに空気が漏れたりなどの不具合が出がちです。
すきっぱの治療法をいくつか挙げてみます。
■すきっぱの治療法
1.ダイレクトボンディング
歯を削ることなく、手っ取り早くすきっぱを解消できる方法です。歯の表面に接着剤を塗って、歯と同じ色の歯科用レジンというプラスチックを盛って形を修正し、歯の隙間を解消する方法です。それほど大きくない隙間の場合はこの治療法で対処できます。年数が経つと変色することがあるので時々修正が必要となります。
2.ラミネートベニア
歯を薄く削って(エナメル質の範囲内)、その部分に歯の形をしたセラミック(陶器)の薄い板状の歯を貼りつける方法です。変色せず、歯の色や形もきれいにすることができます。
3.セラミッククラウン
歯にすでにプラスチックがたくさん詰められていたり、虫歯が広い範囲である場合、また、神経がすでにない、歯の角度が曲がっていたり傾いている場合には全体を削ってかぶせるセラミックのクラウンがオススメです。
4.歯列矯正
削ったり詰めたりするのに抵抗がある人は、根本的に矯正治療をするのがよいでしょう。部分的な矯正で治せる場合もあります。
すきっぱが気になる方は是非一度ご相談ください。
一壺歯科医院
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