歯を失うということ
2020年3月14日
虫歯や歯周病が悪化すると、歯を失ってしまうリスクがあります。
歯を失ってしまった場合は、入れ歯や差し歯、インプラントなどの治療を行うことになるでしょう。
今回は、もし何らかの理由でそういった義歯を利用せずに放っておいたらどうなるのかをご紹介します。
歯というのは思った以上に動くもので、健康な状態ではそれぞれの歯が押し合ってバランスを取っています。
そのため1本でも抜けてしまうと、そのバランスが崩れてしまうのです。
歯のない部分に隣の歯が傾き、その隣がまた傾き、といった感じでドミノ倒しのようにずれていきます。
その結果、歯並びはガタガタで噛み合わせの悪い状態になるのです。
そうなると噛む力は弱まります。歪んだ噛み合わせのままにしておくと、あごがずれてしまいます。ひどい時には顎関節症になってしまうこともあるでしょう。
歯並びがガタガタですので歯みがきが難しくなり、歯垢や歯石がたまって虫歯や歯周病のリスクが高まります。
このように、歯を失ったまま放置しておくのは、とてもリスクの高いことなのです。
歯を失うことを避けることの重要性がここにあります。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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