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根管治療失敗後の治療

2019年11月30日

根管治療は歯科治療の中でも高度で難易度の高い治療の1つです。
そのため、他との治療に比べて失敗して再発する確率も高く、治療を受ける歯科医を選ぶのは慎重にしなければいけません。
不幸にも根管治療後に再発すると、歯を失ってしまうことが多いのですが、じつは改めて根管治療を行うことで歯を失わずに済んだ人もいます。
そういった人たちの共通点は、早めに気付いてご来院されたということです。
どれほど優秀な歯科医であっても、次のように重篤な状態になっている場合は対処できることが難しいのです。
・歯の根にできた病巣が大きくなり、歯に穴を開けるなどして歯周ポケットにまで広がってしまっている場合
つまり、病巣が根管内だけにおさまらないほど大きくなった場合です。
口内を無菌状態にすることはできませんので、根管内を消毒殺菌したところで外部から再感染するだけのため、根管治療は効果がありません。
ここまで進行してしまうと、病巣となっている歯を除去してしまう方法以外に治療法がなくなってしまいます。
根管治療を受けた方は、今まで以上に歯みがきをして、行ってプラークコントロールをして、気になることがあったら早めに歯科医へ相談するようにしましょう。
お口の中にご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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根管治療でも残せないことがある

2019年11月27日

ひどい虫歯や歯周病で抜歯を勧められた人でも、歯を残しておくことができる治療が根幹治療です。
歯の根の奥にまで細菌が感染して、歯の周囲の骨にまで影響がでているような状態でも、歯を抜く必要がないのです。
しかし、どんな症状の歯でも残すことができるわけではありません。
例えば、歯の根が割れてしまっている歯(歯根破折歯)を残すことは非常に困難です。
歯の中に感染していた細菌が歯の根の割れ目から歯を支えている組織や骨にまで感染してしまっています。それらを綺麗に除去するということは、歯を支えている部分を除去するということです。
それに、歯の感染している細菌を除去するためには、歯に開いている穴を広げなければいけません。
そもそも割れている歯を削るわけですから、余計に割れてバラバラになってしまうリスクがとても高いのです。
そういったことから、歯根破折歯の場合は歯を抜いてしまう方が良い場合もあるのです。
歯科医もできる限り患者様の意向に沿う治療を検討しますが、無理して体にダメージを与えては意味がありません。
歯科医の説明に納得のいかないところがあれば、しっかりと質問してください。できる限り最善の方法を提案してくれることでしょう。
お口の健康でご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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プラークのでき方

2019年11月24日

プラーク(歯垢)は、歯周病や虫歯の原因です。
一般的にプラークはネバネバとした粘着質で、うがいなどでは決して落とすことができません。舌で触ると、ザラザラした感触になっています。
そんなプラークはどういった流れでできるのか、ご存知でしょうか?
今回は、プラークのでき方についてご紹介します。
・第一段階
最初の段階は、歯みがきのあと数分でできあがります。
歯の表面に唾液のタンパク質成分が吸着して、ペリクルという薄い膜を作ります。
ペリクルは歯の再石灰化を促し、酸に対する防御を行うため、この段階は健康で良い状態です。
・第二段階
ペリクルの表面に、口内の善玉菌や連鎖球菌などの常在菌が付着します。
8時間程度はこの状態が続きます。歯の表面を覆ってしまいます。
これらの細菌は虫歯の原因菌などに対抗するものですので、この段階でもまだ健康な状態と言えます。
歯の表面をこすると粘り気のない白い歯垢がとれますが、良性の歯垢と言えるものです。
・第三段階
善玉菌が歯の表面を覆ってしまったあと、その上にかぶさるようにして悪玉菌たちがやってきます。
ここで善玉菌と戦うことになり、悪玉菌の数が多ければ善玉菌に勝ち目はありません。
善玉菌を圧倒した悪玉菌は、ネバネバとした物質を作り出して、自分たちの安全地帯であるバイオフィルムを作ります。
48時間程度経てば、彼らの安全地帯は完成します。
プラークの完成です。
ネバネバの安全地帯の中は快適で、悪玉菌たちは増えていくと同時に酸や有害物質を作り出していきます。
これらの酸や有害物質が、歯や歯茎にダメージを与え、虫歯や歯周病が始まるのです。
・第四段階
第三段階を放置していると、バイオフィルムが口内のカルシウムを吸収して硬化し、1ヶ月程度で歯石を形作ります。
こうなると、歯みがきでは除去することができず、悪玉菌たちはやりたい放題の状態になるでしょう。
プラークができるのを防ぐには、第三段階に入る前(8時間以内)の歯みがきが重要です。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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インプラント以外の選択肢

2019年11月21日

歯を失った場合に行う治療には、インプラントやブリッジ、入れ歯があります。
しかし、それら以外にも有効な選択肢がありますので紹介しましょう。
それは、「象牙移植」です。
象牙移植というのは、失われた歯の代わりに自分の歯を移植する治療で、親知らずやかみ合わせの問題から使われていない歯を抜いて移植することで行います。
自分の歯を抜いて移植しますので、体が拒否反応を示すことがほぼなく、自然に馴染んでいきます。生きている歯を移植しますので、インプラントにはない自然治癒力もあり、患者様に優しい治療と言えるでしょう。
しかし、そんな象牙移植はインプラントよりも治療ができる条件が厳しくなっています。
そもそも、移植すべき歯がなければいけません。
また、移植するために抜いた歯の根に歯根膜という歯が付着していなければ、移植したあとに歯が定着できません。
当然、移植する歯の大きさとスペースの関係もある程度一致していなければいけないでしょう。
しかし、これらの条件をクリアしてしまえば、自分の歯がまた生えてくるような治療になりますので、おすすめします。
どちらにしろ、安易にインプランを行うのではなく、様々な可能性を考慮してくれる歯科医を選ばなければいけません。
ぜひ、かかりつけの歯科医に相談してみてください。
なにかお口の中にご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。 http://www.icco-d.com

虫歯治療の痛み

2019年11月18日

「虫歯の治療は痛い」というイメージはないでしょうか?
状況によっては正しいですが、じつは歯科治療のほとんどはそれほど痛くない治療なのです。
もちろん、口の中をいじられるわけですから、他の外傷の治療に比べれば不快になるかもしれません。しかし、痛みだけをみるとそれほどではありません。
では、なぜ「痛い」というイメージが定着しているのでしょうか?
それは「虫歯は自覚症状なく進行する」ことが原因です。
残念ながら、虫歯が進行してしまうと痛くない治療が難しくなってくるのです。
しかし、前述の通り虫歯は自覚症状なく進行するため、気がついたときには重症になっており、痛みを伴うことのある治療しかできなくなってしまいます。
歯科治療の進歩で以前に比べれば痛みのない治療ができる症状は増えています。しかし、進行した虫歯には太刀打ちできません。
虫歯治療の痛みを避けるもっとも有効な方法は、早期発見早期治療です。
いまでは、早期に発見すれば、ほぼ無痛で治療することも難しくありません。
なんともないときに1度歯科医で診てもらうのも、良いかもしれません。ぜひかかりつけの歯科医へ相談してみてください。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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小児歯科でインプラントしない訳

2019年11月15日

お子様が事故などで歯を失った場合、親御様の中にはインプラント治療を要望される方がいます。
しかし、お子様にインプラント治療をすることはありません。
それは、子供の顎が成長しているからです。
インプラントは顎の骨に人工の歯根を埋め込む手術です。
もし成長期の子供の顎にインプラントを埋め込んでしまうもと、成長とともにインプラントの位置も動くことになるでしょう。
そうなれば、隣の歯とぶつかるなどしてかみあわせがずれますので、インプラントの付け替えや歯を削るといった無茶な処置が必要になります。
このリスクは顎が成長しているあいだじゅう続きますので、子供にインプラント治療をするのは危険なのです。
そのため、お子様が歯を失った場合は、子供用の義歯や、歯を失った場所に隣の歯が移動してくることが無いように押さえる装置などをつけることになります。
ただし、上記の通り「成長している限りインプラント治療は危険」ですので、○歳以上なら可能というわけにはいきません。
お子様の身長の伸びから完全に止まったという状態になって初めて、このリスクがなくなるのです。
もし、お子様が歯を失った場合は、歯科医に子供の成長状態を伝え、歯科医の指示に従いましょう。
お子様のお口にご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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歯周病予防のためのブラッシング

2019年11月12日

歯周病は自覚症状がなく進行し、放っておけば歯を失うことになる恐ろしい病気です。
そんな歯周病を予防するためには、正しい歯みがきがとても重要になります。
しかし、多くの人が正しい歯みがきができていないのが現状です。
そこで今回は、正しい歯みがきのポイントを紹介しましょう。
・歯ブラシの毛先を歯垢が残りやすい場所にあてる
歯と歯の間、歯と歯茎の間、奥歯の奥など、意識しなければ歯ブラシの毛先が当たらないところがあります。
そういったところこそ、重点的にみがかなければいけません。
・軽く小刻みに動かす
歯みがきに力はいりません。方向も特に決まっていません。
歯にへばりついた歯垢を除去するイメージで、軽い力で小刻みに動かすことが重要です。
・時間をかけて丁寧に
毎回ではなくとも1日に1回位は、5分以上かけて歯みがきしましょう。
可能であれば1本あたり1分、計20分程度はかけてみがけば万全です。
・いつみがいても良い
食後と就寝前にみがくのが、忘れにくいと思いますが、起床時や食前にみがいてもかまいません。
重要なのは、歯垢がたまらないようにすることです。
ただし、就寝前には必ずみがきましょう。
お口の健康にご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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歯周病の基本的な治療方法

2019年11月9日

歯周病は、歯がグラグラしたり歯茎から血が出たりして、最終的には歯が抜け落ちる恐ろしい病気です。
そんな歯周病と診断されてしまった場合、どんな治療が行われるのか気になる人もいるかもしれません。
今回は、歯周病の基本的な治療方法を紹介しましょう。
歯周病の進度によって他の治療を行うことがありますが、まずはこれから紹介する治療を行うのが基本とされています。
1. プラークコントロール
歯周病の原因となる歯垢や歯石を除去します。特に歯と歯茎の間の歯垢や歯石を重点的に除去しなければいけません。
軽い症状の場合は正しい歯みがきの手順を説明しますので、ご自分で実施いただきます。
歯垢や歯石が多い場合は歯科医が専用の機器を使って歯垢や歯石を削りとるスケーリングや歯の表面ごと削りとるルートプレーニングを行います。
2. かみ合わせの調整
歯周病が進行していると歯がぐらついて動いてしまいます。そのままにしていると歯に負担がかかって症状を悪化させることになりま。
そのため、かみ合わせの調整や接着剤で止めるなど、これ以上ぐらつかないような処置を施します。
これらの治療を行って症状が改善すれば、歯周病の治療は完了となり、定期検診で再発を防ぐ予防措置へと移行するのです。
歯周病などについてご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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根幹治療中の食事

2019年11月6日

根幹治療が終わったら、普段通りの食事をとることができます。
しかし、いきなり固いものや歯ごたえのあるものを治療した歯で噛むと、思った以上の痛みを感じることがありますので、注意が必要です。
歯の根は歯槽骨に埋もれるように支えられています。しかし、歯は歯槽骨から直接生えているわけではありません。
歯の根と歯槽骨の間には、歯根膜という薄い膜があり、この膜がクッションになって歯を直立させているのです。
また、同時にこの歯根膜は歯にかかる力を感知するセンサーの役割を担っています。
根幹治療中は、治療中の歯を使わないようにしますので、このセンサーが敏感になってしまいます。
そこで急に固いものや歯ごたえのあるものを思い切りかじると、強い痛みに感じられることがあるわけです。
そのため、治療後すぐの食事は固いものを避け、柔らかいものをゆっくりと食べて慣らしていくようにしましょう。
ただし、特別硬いものでもないのに強い痛みが走るなどした場合は、被せものに問題がある場合がありますので、必ず歯科医に相談してください。
最悪の場合、被せものがうまく設置できておらず、再感染する可能性もあります。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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根幹治療は細菌との戦い

2019年11月3日

根幹治療を行う上でもっとも重要なのは、細菌感染を防ぐということです。
根幹治療は細菌におかされている歯の根の消毒を行う治療ですので、その治療中に新たな細菌に感染しては意味がありません。
そのために重要なのが、治療回数と治療中の感染防止です。
治療をすれば患部に唾液が入り込んだり外気に触れたりしますので、細菌が侵入する原因となります。そのため、治療回数が少なければ、それだけ感染リスクを下げることができるのです
ただし、治療時の感染防止対策を怠れば、どれだけ治療回数を少なくしても細菌が侵入してしまうことでしょう。
例えば、治療に使用する器具の殺菌消毒することは、もっとも基本的な対策となるでしょう。
また、ラバーダムという患部の歯以外を覆ってしまう器具を使うことで、治療中に唾液が流れ込んでしまうことを防ぎ、細菌の感染を防ぐことができます。同時に消毒薬を患部の歯だけに塗布することができ、殺菌効果も上げることができるのです。
根幹治療は目に見えない細菌との戦いです。そのために最善の器具を使用することで、勝利の確率を上げることができる戦いです。
根幹治療を実施するのであれば、その点も考慮して治療方針を相談いただければと思います。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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