根管治療失敗後の治療
2019年11月30日
根管治療は歯科治療の中でも高度で難易度の高い治療の1つです。
そのため、他との治療に比べて失敗して再発する確率も高く、治療を受ける歯科医を選ぶのは慎重にしなければいけません。
不幸にも根管治療後に再発すると、歯を失ってしまうことが多いのですが、じつは改めて根管治療を行うことで歯を失わずに済んだ人もいます。
そういった人たちの共通点は、早めに気付いてご来院されたということです。
どれほど優秀な歯科医であっても、次のように重篤な状態になっている場合は対処できることが難しいのです。
・歯の根にできた病巣が大きくなり、歯に穴を開けるなどして歯周ポケットにまで広がってしまっている場合
つまり、病巣が根管内だけにおさまらないほど大きくなった場合です。
口内を無菌状態にすることはできませんので、根管内を消毒殺菌したところで外部から再感染するだけのため、根管治療は効果がありません。
ここまで進行してしまうと、病巣となっている歯を除去してしまう方法以外に治療法がなくなってしまいます。
根管治療を受けた方は、今まで以上に歯みがきをして、行ってプラークコントロールをして、気になることがあったら早めに歯科医へ相談するようにしましょう。
お口の中にご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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