根幹治療中の食事
2019年11月6日
根幹治療が終わったら、普段通りの食事をとることができます。
しかし、いきなり固いものや歯ごたえのあるものを治療した歯で噛むと、思った以上の痛みを感じることがありますので、注意が必要です。
歯の根は歯槽骨に埋もれるように支えられています。しかし、歯は歯槽骨から直接生えているわけではありません。
歯の根と歯槽骨の間には、歯根膜という薄い膜があり、この膜がクッションになって歯を直立させているのです。
また、同時にこの歯根膜は歯にかかる力を感知するセンサーの役割を担っています。
根幹治療中は、治療中の歯を使わないようにしますので、このセンサーが敏感になってしまいます。
そこで急に固いものや歯ごたえのあるものを思い切りかじると、強い痛みに感じられることがあるわけです。
そのため、治療後すぐの食事は固いものを避け、柔らかいものをゆっくりと食べて慣らしていくようにしましょう。
ただし、特別硬いものでもないのに強い痛みが走るなどした場合は、被せものに問題がある場合がありますので、必ず歯科医に相談してください。
最悪の場合、被せものがうまく設置できておらず、再感染する可能性もあります。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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