2015年7月15日
“以前から前歯の歯並びが気になっているので、何とかなりませんか?”
この様なご相談をいただきました。
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真ん中の前歯2歯がすり減ったため、歯の先端が赤い線のようなカーブになっています。
このカーブが黄色い線のようなカーブになると微笑んだ時、下唇に沿うため綺麗な歯並びとなります。
”
治療法はいろいろ考えらますが、あまり歯を削らなくとも良好な形態や色が得られるポーセレン・ラミネートべニアを選択しました。
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前歯2歯の先端を完全に揃える事は可能ですが、あえて少し不揃いにしました。
少し個性を表現したことにより、より自然で魅力的な口元になられたと思いますがいかがでしょうか?
この補綴物は日本のトップセラミスト 小田中康裕氏の製作です。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院
2015年7月11日
左上1番のむし歯の治療を希望して来院されました。
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左上1番の唇側に黒いカリエスがみられ、審美的に大きな問題となっています。
他の歯の充填物のマージンには一部、色素の沈着がみられますが、今回は左上1番の治療を行うことになりました。
切端部には白、歯の中央部はオレンジ、近心と遠心には表面に薄い白濁があり、色を合わせるのがチョッと難しそうです。
むし歯の部分を取り除いて、ハイブリット・レジンを充填しました。
前歯部にラバー防湿をして充填しているため、歯が乾燥して治療前と比べると色が少し違って見えます。

1週間後に色の微調整と最終研磨を行った時の状態です。

周囲の歯とのバランスもよく、違和感はありません。
ご本人は、これから口を手で隠しながら話さなくてもよくなったと喜ばれていました。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院
2015年4月25日
前歯が欠けてしまったために来院されました。
冷たい水や暖かい飲み物がしみることもなく、自覚症状はありません。
歯に細かい亀裂が多く見られ、それに沿って歯が欠けたものと思われます。
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治療法としてセラミック・クラウン、ラミレートべニア、コポジットレジンなどが考えられますが、歯のダメージが最も少ないコンポジットレジンで欠けた部分だけを修復することにしました。
色はチョッと複雑なようです。
左1番の近遠心に白濁が見られますし、切端には透明な部分が一部あります。
ベースとなる色を築盛した後、ホワイトや透明色を使い色の再現を試みました。
切端の形は反対側の同じ部位の歯のようにはしませんでしたが違和感はないように思いますがどうでしょうか?
患者さまには大変満足していただけました。

名古屋 中区 栄 一壺歯科医院
2015年4月24日
水曜日に東京立川市の立川病院で笠崎安則先生が歯根端切除を施術されるのを見学させて頂きました。
年間、二百数十件にも及ぶ歯根端切除術をされており、ほぼ毎日おこなわれているそうです。
笠崎先生は親知らずの抜歯でも本を出版されており、その本は数カ国語に訳されているほど著名な先生ですが、手術中、事細かにご説明いただき大変よい経験となりました。
手術に立ち会わせて頂いた患者様には感謝の言葉でいっぱいで、早期に治癒されることをお祈りいたします。
2015年3月9日
インフルエンザは毎年流行して、国内で感染者数は約1,000万人、年間死亡者数は高齢者と幼児を中心に約1万人にのぼり、近年では鳥インフルエンザの脅威が伝えられています。
そんな中、プラークの細菌がウイルスの感染を助長し、重症化することが解ってきました。
主要なプラーク構成菌が、体の中で増殖したインフルエンザウイルスの放出を促進し、ウイルスの感染拡大を助長し、口腔ケアが不十分な場合は、抗インフルエンザ薬による感染の制御も困難になる可能性があります。
そのため、高齢者や免疫力の低下した人のインフルエンザ予防には口腔ケアが極めて重要となります。
口腔と全身疾患との関連性がいわれていますが、インフルエンザにも関係していたんですね。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院
2015年2月23日
例年この時期に開催される中部日本デンタルショーに、昨日、行って来ました。
受付開始と同時に会場に入りましたが、すでに多くの人で会場は大盛況!
今回はマイクロサージェリー、コンポジットレジン、合着用レジンセメント、院内感染予防について関連ブースを見て回りました。
特に院内感染予防は、みなさまに安心して受診していただくために、また、私たちも安心して治療するために非常に重要です。
院内感染予防にはB型肝炎、C型肝炎、HIV (AIDS)、結核菌、MRSAなど多くのウイルスを除菌する必要があります。
これからパンフレットや資料を参考に、有毒ガスを発生せず取扱いが容易で、生体や環境に優しい除菌剤を探したいと思います。