抜髄後の穴の閉鎖
2015年9月1日
右上の強い痛みで来院されました。
診査の結果、右上6番の歯髄炎と診断、抜髄(神経を取り除くこと)をすることになりました。
補綴処置は行われていますが、補綴物の適合性良く、除去する必要がないため咬合面(噛み合わせ)に穴をあけて抜髄を行い、後で補綴物と同じ材質で封鎖することにしました。
ラバー防湿をして抜髄、根管充填を行いました。
近心にはMB2がありましたが、根の途中からMB1と一緒になっていてレントゲン写真では1根管として見られます。
抜髄処置で補綴物にあけた穴を塞ぐため、型取りをして歯科技工士にインレーの製作を依頼しました。
穴の開いた部分にインレーをセット。
口腔内の状態です。
インレーの適合状態は良く、問題となるようなことはないと思います。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院