2013年11月29日
パートナーを辞書で引くと、”共同で仕事をする相手。相棒。”という内容が出てきますが、私たちが従事している歯科治療では歯科衛生士が歯科医師の大切なパートナーであり、歯科医師が歯科衛生士のパートナーでもあります。
私たちは患者さんの歯を通して、患者さんが健康で、いきいきと豊かな生活を楽しんでいただくために患者さんをサポートしていかなくてはなりませんが、歯科衛生士はそのことに大きな役割を果たすことができると思います。
歯科衛生士は、歯科医の補助だけにとどまらず、患者さんの人生をも変えてしまう魅力ある職業だと思います。
当院で実際にあったことですが・・・
たいへんご自分の口腔内の事で悩まれた患者さんが来院されました。
口腔内の現状をご説明し、ご理解いただき、治療になりました。
その患者さんは、治療の度に歯科衛生士の真剣な態度や自分のことを心配してくれる気持ちに感動され、ご自分の口腔内を真剣に考えていただけるようになっていきました。
治療結果はご想像できるかと思いますが、大変よい結果が得られたことは言うまでもありません。
いまでも、この患者さんが言われます。
“私はあの歯科衛生士さんに助けられました。ほんとうに感謝しています。”
この仕事に携わってほんとによかったと思う瞬間です。
このような例は、いくつもあるわけではありませんが、1人の歯科衛生士に1人の感謝する患者さんがいるのではないでしょうか。
これはすばらしい事です。
パートナーとして治療に携わり、じかに患者さんの苦痛や悩みを感じることができる歯科衛生士だからこそできる体験です。
特別なスキルが必要ではありません。
あなたの熱意が必要なのです。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院
2013年11月28日
23年間リコールに応じていただいている方のレントゲン写真をご覧ください。
歯周病で大変悩まれていて、口腔内全体を治療したいと来院されました。
初診時のレントゲン写真の中で右下犬歯をご覧下さい。
歯根の遠心部の歯槽骨が根尖付近から円錐状になくなっていて、根管治療と歯周治療が必要と思われます。
根管治療は感染に十分に注意して行い、歯周治療は麻酔をしたうえで歯肉縁下のスケーリングを行い再生療法などはしませんでした。
なによりもブラッシングが必要と考え、ご指導し実行していただきました。
11年目のリコール時のレントゲン写真です。
根尖付近の透過象はなくなり歯槽骨が出来ているのを確認できます。また、歯頸部付近の歯槽骨にも骨の添加や歯槽骨硬線が見られたりと、改善がみられます。
23年目のリコール時のレントゲン写真です。
11年目のリコールと比べてみても変化がなく、安定しています。
かなりの量の骨が回復し、大変悩まれていた歯肉からの出血や口臭はなくなり良好な状態が長期にわたり保たれています。
このような状態を維持できているのは、治療へのご理解とご協力頂いた事、また、それ以上にブラッシングを大変熱心にされたことがよかったと思います。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院
2013年11月26日
23、24日の連休を使って、雪の穂高を見に蝶ヶ岳へ行って来ました。
登山口となる三股までの林道が12月2日で閉鎖となるため、私にとっては今年最後のチャンスとなりました。
23日は登山口に近くに泊まり、24日に備えました。
午前6時30分、明るくなった三股を出発、沢沿いの道をゆっくりと登って行きます。まもなく周辺に雪が現れてきましたが山頂まで明瞭なトレースがついていました。
登り始めて約1時間。有名?なゴジラ君のお出迎え。目と牙が枯れ木につけられ、なるほど、ゴジラだ!この日は雪の帽子をかぶっていました
大きな常念岳を右に見ながら標高を上げていきます。
急な登りをこなし、なんとか、お昼に蝶ヶ岳山頂に到着。
快晴と穂高の山々の絶景に迎えられました。