前歯の破折
2015年4月25日
前歯が欠けてしまったために来院されました。
冷たい水や暖かい飲み物がしみることもなく、自覚症状はありません。
歯に細かい亀裂が多く見られ、それに沿って歯が欠けたものと思われます。
治療法としてセラミック・クラウン、ラミレートべニア、コポジットレジンなどが考えられますが、歯のダメージが最も少ないコンポジットレジンで欠けた部分だけを修復することにしました。
色はチョッと複雑なようです。
左1番の近遠心に白濁が見られますし、切端には透明な部分が一部あります。
ベースとなる色を築盛した後、ホワイトや透明色を使い色の再現を試みました。
切端の形は反対側の同じ部位の歯のようにはしませんでしたが違和感はないように思いますがどうでしょうか?
患者さまには大変満足していただけました。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院