2012年1月27日
インプラント治療は1969年にブローネマルクらによりチタンと骨組織が直接的に結合することを発表したことから始まり、わが国には28年前に導入された有効な治療法です。
インプラントによりブリッジや入れ歯を避けられる反面、いろいろな問題がマスコミなどに取り上げられています。
インプラントは、けっして万能ではありません。
メリット、デメリットを比較されトラブルを避けられるようお勧めいたします。
また、抜歯してインプラントを埋入する治療と抜歯せずに歯を保存する治療を治療費で比較すると、後者の方が低く抑えることができるのではないでしょうか。
歯科の専門雑誌には多くのインプラントに関する講習会が掲載され盛況のようですが、歯科医はインプラントを考える前に歯を保存する治療について十分検討すべきではないでしょうか。
2012年1月26日
歯牙破折はほとんどの症例で抜歯となりますが状況により治療できることがあります。
破折して間もないこと、複雑に割れていないこと、咬み合わせや歯並びに問題がないことなどが保存可能な条件となります。
状況によっては破折した歯だけで治療を終えることも可能ですが、単独で危険であれば隣の歯と連結をします。
2012年1月25日
歯周病(歯槽膿漏)のために抜歯となるケースは非常に多いと思います。
重症の症例でも歯根が複数ある場合は残すことができない根だけを抜歯し、残った根を使用する分割抜歯という方法があります。
歯としては弱くなるため、隣の歯と連結することで補います。
また、骨の状態によってはエムドゲインを用いた再生療法と骨移植により治療できることもあります。
いずれの治療法も手術をともない、治療後メンテナンスが必要です。
2012年1月24日
歯の根っこの先に病巣(根尖病巣)があるために抜歯と言われた方は多いのではないでしょうか。
根尖病巣の治療法について。
ラバーのシートで根尖病巣のある歯を隔離して治療します。
麻酔をして行いますので痛くない治療です。
根管内を十分に消毒し無菌的な状態にした後、圧を加えながら薬をつめます。
根尖病巣が改善するには治療後数ヶ月の期間が必要となります。
レントゲンで骨の状態を観察して判断します。
根尖病巣が治れば歯として十分に機能できる状態となります。
2012年1月23日
抜歯の原因には、虫歯、根尖病巣、歯周病(歯槽膿漏)、歯牙破折などがあります。
これらの原因が解決出来ればインプラントの手術は不必要となり治療費も節約することができます。
抜歯の原因となる歯の治療にはどのような方法があるのでしょうか。
虫歯について。
虫歯が深いと抜歯となります、その場合は矯正により健全な部分が歯茎の上に出るまで歯を引っ張りだします。
この方法は奥歯よりも前歯に用いられます。
歯列矯正とは異なり大掛かりな矯正治療は必要なく、痛いこともほとんどありません。
矯正治療は保険適用されず費用が必要となりますが、インプラントの費用と比較すると料金をおさえることが可能です。
http://www.icco-d.com/
2012年1月20日
1月18日(水)のNHK ”クローズアップ現代”でインプラントについての特集が放送されました。
ご覧になられたかたも多いかと思います。
放送の内容はインプラントのトラブルについて東京歯科大学臨床教授の小宮山先生がコメントされ
安易なインプラント治療に警鐘をならされています。
インプラントは抜歯後の治療として大変有効な方法です。
しかし、私は抜歯するまえに歯の保存について真摯に考えたいと思います。
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2012年1月17日
名古屋(栄)の「一壺歯科医院」院長 伊藤茂基です。
当院は1986年に愛知県名古屋市中区に開院して以来、地域のみなさまの歯の健康をお守りして参りました。
患者さまにはご自分の歯で食事をし、いつまでも健康に過ごしていただきたいと願っています。
質の高い歯科医療を提供し、精いっぱいサポートしていきますので、「どうしても歯を抜きたくない」「他医院で治療を断られてしまった」など、歯に関する悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
「一壺歯科医院」公式サイトでは症例とともに、歯科治療に関する情報を提供しております。
ぜひ一度ご覧ください。
これからどうぞよろしくお願い致します。
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