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年末年始のご案内

2014年12月30日

12月30日(火)より1月7日(水)まで休診させていただきます。
みなさまが、健康で良い年をお迎えになられますよう、心よりお祈り致しております。
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浅間山
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院

治療後5年10ヶ月 2.歯牙移植

2014年12月29日

左下第一小臼歯の治療のために来院されたのですが、(12月27日のブログでご紹介した患者さんです)第ニ大臼歯(右の歯)にも時々、鈍痛があるため治療することになりました。
レントゲン写真をみると遠心根(右の根)は残せそうですが、近心根(左の根)は左側の骨がなくなっていて、残せそうにありません。
この第ニ大臼歯がなくなってしまうと、義歯かインプラントが必要になってきます。
ご本人は、いずれの方法も拒まれたため、強度には問題がありますが、遠心根を第一大臼歯のあった所に移植して、第一小臼歯とのブリッジをご提案しました。(上顎の第ニ大臼歯は欠損しています。)
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ブリッジを取り除き、遠心根のみ歯内療法をして根管充填しました。
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第一小臼歯の根の処理と同時に第2大臼歯を近心根と遠心根に分割して、遠心根を第一大臼歯の所に移植しました。
しかし、移植部位の骨の厚みが十分でないため、遠心根を90度回転させて、移植した根が骨で十分に囲まれるようにしました。
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治療後5年10ヶ月の状態です。
移植した根の周りには、骨が吸収している様子はありません。
移植した所に痛みや違和感はなく、快適に生活を送られています。
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インプラントを用いて治療することの適応例だと思いますが、リスクはあってもご自分の歯を残すことを希望されました。
今は、ご自分の歯で生活できることを大変喜ばれています。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院

治療後5年10ヶ月 1.歯内療法

2014年12月27日

左下の第一小臼歯(4番目の歯)の歯茎から出血するため来院されました。
この歯の周りを指で押すと血と膿が出てきます。
膿が出ている状態は、細菌が血管内に入り菌血症を生じたり、全身状態が悪く抵抗力が低下している高齢者では、敗血症に移行することがあるため注意が必要です。
初診時のレントゲン写真です。
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主訴の第一小臼歯には根尖(根の先)付近から右側にかけて病巣が見られますが、犬歯、側切歯の根尖にも病巣があります。
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3歯とも治療が必要ですが、側切歯は犬歯と根がくっついているため残すと歯周病になりやすくなるので抜歯することにしました。
また、第一小臼歯の右側の骨は大きく欠損しているので、根管治療と歯周治療を行うよう計画しました。
まず、側切歯を抜歯。
次に犬歯、第一小臼歯の根管治療をおこない、根管内から新たな感染が生じないようにしました。
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犬歯の根尖病巣は経過観察をすることにして、次は第一小臼歯の遠心の骨欠損の処置です。
第一小臼歯も経過観察して骨の回復具合を見るのも良いと思いますが、第一大臼歯部に歯牙移植をおこなう計画を立てていたので、移植の時に第一小臼歯の右側の根面と骨面を掻把してエムドゲインを使い骨の再生が得られやすいようにしました。
治療後5年10ヶ月のレントゲン写真です。
犬歯と第一小臼歯の根尖病巣はなくなり、治癒しています。
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第一小臼歯の右側の骨欠損も回復しています。
右端には移植した歯が見られます。
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長年あった不快な症状はすべてなくなり、質の高い生活を得られて、毎日を楽しんでいらっしゃいます。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院

インプラントか? 根管治療か?

2014年12月19日

右下の奥歯の下のほうが1週間程前からズキズキと痛みだし、夜は痛くて眠れないので歯科医院に受診されたところ、神経を抜いた治療済みの歯の奥が大きく化膿していることがわかりました。
根管治療に3ヶ月以上かかり、成功率は低いことや、場合によっては歯根が破折している可能性もあると説明されインプラントを勧められたが、もっと良い治療法がないのかと当院を受診されました。
レントゲン写真では根尖(根の先端)から根の前側にかけて化膿していて、歯肉にはフィステル(膿が出る穴)ができていますが、破折しているのかは分かりませんでした。 (破折は見ただけでは見つけずらく、根管治療をしながらマイクロスコープで精査しないと分からないことが多いです)
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冠を外し、ラバーダム防湿ができるように隔壁を作り、治療を始めましたが、次回の治療の時には、いままで数か月間続いていた痛みはなくなっていました。
歯根は破折していなかったため、根管内を清掃、拡大し水酸化カルシウムを貼薬して消毒。
十分に消毒してからガッタパーチャで加圧根管充填し、4回で根管治療を終えることができました。
根充時には痛みや膿は出なくなっていましたが、歯肉にフィステルが小さなオデキのように残っていました。
化膿していた所は広範囲にわたっていましたので、根管外にも細菌がバイオフィルムを形成している可能性があります。
今後、病巣が改善しなければ意図的抜歯をして根尖を切除するか、不要となっている親知らずを移植することを検討しなければなりません。
根管治療終了後11ヶ月のレントゲン写真です。
歯根の前にあった透過像はなくなっています。
根尖付近の病巣はまだ残っていますが、小さくなっていて、骨が出来てきているのがうかがえますので、もう少し様子をみたいと思います。
フィステルはなくなりました。
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名古屋 中区 栄 一壺歯科医院

歯ブラシの威力

2014年12月17日

左上の歯が外れたと来院されました。
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左上の犬歯にセットされていた補綴物が脱落しています。
審美的に大きな問題ですので、早急に仮歯を製作し装着しました。
でも、歯と歯茎の境目が赤く腫れています。こちらの方も大きな問題です。
このような状態になった原因についてご説明し、私たちも協力して歯肉の健康を取り戻すことになりました。
ブラッシングをすると歯茎から出血するため怖くて歯ブラシを当てなかったそうです。おっしゃる通り、ブラッシングの刺激でも出血するような状態です。
少し柔らかい歯ブラシを使い、できるだけ出血しないよう弱い力でブラッシングしていただくことにしました。
歯肉の発赤や腫脹の原因に細菌が深く関与しています。
歯と歯茎の境目に細菌の塊であるプラーク(歯垢)が付着しているのがわかります。
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患者さんはブラッシングを大変頑張られました。
3週間後の写真です。
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歯肉の腫れは少なくなり、歯肉からの出血はすっかりなくなりました。また、以前からあった口の中のネバネバ感も改善しました。
歯肉が健康になり、歯と被せ物との境が見え、被せ物が歯に合っていないことがわかります。
このような状態だと不適合部分で細菌が増殖して、むし歯や歯周病の原因となってしまいます。
その後、上顎の前歯の補綴物を入れ替えました。
獲得された健康な歯肉と補綴物が調和してきれいな口もとをつくっています。
下の前歯は再治療されていませんが、ブラッシングが良好なため歯肉は以前の様に腫れたりすることもなく、健康な状態を保っています。
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名古屋 中区 栄 一壺歯科医院

歯牙移植の20年後

2014年12月16日

20年前に移植した歯を検診することができました。
主訴は”右上第一大臼歯の歯茎が時々痛む”ということで来院された患者さんです。
根尖部に病巣はありませんが根管内に未処置部分が多くあり、それが原因で症状がでていると思われます。
再根管治療が必要と判断して、ラバー防湿をおこない根管治療を始めましたが、根の付け根部分に大きな穴が開いていました。
穴が開いているのは頬側の根の分岐部で、レントゲン写真により事前に確認することはできませんでした。
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患者さんは20歳の前半で、なんとか自分の歯を残したいと希望されましたが、治療は困難と判断して抜歯することに・・・
先天的に第ニ大臼歯がなく、この歯がなくなると義歯かインプラントを考えなくてはなりません。
幸いにも左下に咬合(噛み合わせ)に関係していない智歯(親知らず)があり、大きさも同じくらいで、この歯を移植することにしました。
移植後に根管治療をするのですが普通だと思いますが、移植する歯牙が智歯のため根管の形が複雑で十分に根管治療できない可能性も考えられます。
そのため、移植歯を事前に根治、根充をして移植する時点で根尖部に未処置の根管がないか精査することにしました。
根管治療を終え、いよいよ、移植の日です。
まず、右上第一大臼歯を抜歯、そして抜歯窩(抜歯してできた穴)をきれいに掻把。
左下の智歯を抜歯して先ほどできた抜歯窩に試適してみると、ちょうど良い大きさで歯槽骨を削ることもなく移植できました。
移植後は前の歯と連結し、下の歯と咬まないように噛み合わせを調節して移植歯が安静になるようにします。
移植直後のレントゲン写真です。
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治療後は痛みはなく良い経過を辿られました。
その後、移植歯の動揺が減少して安定な状態になったことを確認して補綴処置をしました。
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時々、レントゲン写真で移植歯の状態を確認してきましたが、痛みや違和感はなく、食事もなんの制限なく美味しく食べられるそうです。
移植したことを忘れ、以前からあった歯のようだと喜んでいただいています。
移植後、20年のレントゲン写真です。
何ら問題ないと思います。
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名古屋 中区 栄 一壺歯科医院

口腔ケア最前線  糖尿病

2014年12月3日

健康寿命を延ばす妨げとなっている疾患が、脳血管疾患(脳卒中)、心疾患(心臓病)そして糖尿病が三大要因であることが明らかになっています。
特に糖尿病は、脳血管疾患や心疾患の危険因子となり、その対策の重要性が指摘されています。
日本の糖尿病患者は約950万人。予備軍を合わせると2050万人にもなり、その数は急増しています。
こんな糖尿病は歯周病と深い関係にあります。
歯周病は、歯と歯肉との間の歯周ポケットに細菌のかたまりのプラーク(歯垢)や歯石が形成されると生じる細菌感染症です。
歯周ポケットに付着したプラークや歯石は歯肉に炎症をおこし、糖尿病を悪化させ血糖値が上がり、また、歯周病が良くなり炎症がおさまると血糖値が下がり糖尿病が改善します。
しかし、歯周ポケットに入り込んだプラークをご自分で完全に取り除くことはできません。
歯科医院でのプロフェショナル・ケアが必要になります。
日頃のセルフ・ケアと定期的な歯科検診とプロフェッショナル・ケアを受けられることをお勧めします。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院

長寿の鍵は”口”にあり~口腔ケア最前線~

2014年12月2日

昨夜、NHKの”クローズアップ現代”で口腔ケアに関するリポートがありました。
その内容は・・・
口から食べ物を食べることは大きな楽しみであり、健康長寿のカギとされています。
しかし、口の中には500種類の細菌がいて、1グラムの歯垢(プラーク)の中には、1000億の細菌が存在しています。
病気や寝たきりになり口腔ケアができないと口腔内の衛生状態が悪化するため、これらの細菌が爆発的に増加して1兆にもなってしまい、病気になるリスクが高くなったり、病気が悪化することが明らかになっています。
現在、口腔内細菌と関連があると言われている疾患に、糖尿病、心疾患、誤嚥性肺炎、早期低体重児出産、認知症などがあり、口腔内細菌が全身の健康に深く関わっています。
番組では心臓の手術の前に口の中の細菌が増えるのを抑えるため歯の治療を行った感染性心内膜炎の例を解説していました。
当院で口腔内を全顎治療された方が、心疾患の手術を行う際に、病院内の歯科で口腔内を検査され、大変良い状態だったので抜歯などの治療はなく、無事に手術を終えられることができたことを大変喜ばれていました。同じ心疾患で手術をした方のなかには口腔内を清潔にするために歯を抜いた方が多くいらしたそうです。
また、番組では在宅介護についても触れられていました。
在宅介護では口腔ケアを必要とされている人の1割ほどしか実施されておらず、在宅での口腔ケアにより全身の健康状態が改善した人が紹介されていました。
食べる楽しみたけでなく健康に生活するうえでも口腔内を清潔に保つようにしたいですね。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院

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当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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