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タバコと免疫力

2012年3月25日

私たちの体には外部からの細菌に抵抗するための免疫反応があります。
しかし、タバコにふくまれる多くの有害物質によりその働きが弱くなります。
たとえば、血液の中の好中球は体に入った病原菌を取り込んでしまいますが、ニコチンによりその働きが弱くなります。また、病原菌と戦うリンパ球は減少してしまいます。
唾液についてもタバコによって病原菌に抵抗する抗体が減少することが知られています。
このように体にもともと備わっている免疫力が弱くなり、歯周病だけでなくあらゆる病気にかかりやすくなってしまいます。

タバコと歯周病

2012年3月24日

タバコにはニコチン、タール、一酸化炭素をはじめとして4000種類以上の化学物質、200種類以上の有害物質、50種類以上の発がん物質がふくまれています。
歯肉が炎症を起こしてもニコチンの血管収縮作用や一酸化炭素の作用により出血がおさえられ、歯肉の変化に気づきにくくなります。
血管の収縮により血液の流れが悪くなり酸素や栄養が供給されにくく、歯肉の活力がなくなっていきます。
また、タバコにより唾液の分泌量が減り、細菌が増殖しやすい環境となり、歯周病にかかりやすくなります。

接着ブリッジ

2012年3月21日

社団法人 日本補綴歯科学会による定義では
“接着ブリッジとは、従来型ブリッジと同様に支台装置、ポンティック、連結部 より構成されるが、支台歯のうち少なくとも1歯の切削を原則的にエナメル質にとどめ、接着性レジンを用いて支台歯に支台装置を接着するブリッジのことをいう。1歯または2歯程度の少数歯欠損に対して用いられる。”とあります。
接着ブリッジは、2000 年に国際歯科連盟(FDI)が提唱したMinimal Intervention(最小の侵襲)の考えにそった治療法といえますが接着レジンの接着力で歯に装着されるため、歯科技工士の技術力と歯科医の接着操作が予後を左右します。
また、接着レジンの劣化によりブリッジがはずれてしまったときは、再度、ブリッジと歯の表面処理をおこない再装着すれば使用することができます。

外科的歯内療法

2012年3月17日

外科的歯内療法とは、根管治療で症状が改善しない場合や根管治療が困難な場合におこなわれる治療法で外科処置となります。
数種類の方法が考えられますが主に歯根端切除術と再植術の治療法が行われることが多くなっています。
歯根端切除術は歯根(根)の尖端3mmを切断して取り除く処置法で、歯はそのままの状態でおこないます。
再植術は歯根端切除術がおこなえない場合にもちいられる処置法で、意図的に歯を抜歯して口の外で根尖(根の先)の処置をして再び同じ場所に戻す治療法です。
これらの処置をしても症状が改善しない場合に抜歯となりますが、あくまでも抜歯は最後の手段となります。

根管治療の成功率

2012年3月16日

歯髄(神経)のない歯に行う根管治療の成功率はどのくらいでしょうか?
歯にとっては大きな問題です。
初回根管治療は96%、再根管治療は98%と成功率は高く、良い結果となっています。このくらいだと安心ですね。
でも、根尖(根の先)に病変があると状況は変わります。
初回根管治療の成功率は86%、再根管治療の場合は62%に減少してしまいます。
再根管治療のとき歯髄のはいっている根管(管)の形は成功率に影響するのでしょうか?
形が自然な状態では成功率86%、自然な状態を失っていると48%に成功率は下がってしまいます。
これらのデーターは海外のもので日本に当てはめる事はできませんし、患者さまに個人差があるので一概に言えませんが、根管治療の成功には根管が自然な形をしている初回の治療が重要なようです。

歯科医院のニオイ

2012年3月15日

私は子供の頃、数軒の歯医者さんに通ったことがありますが、院中に入るとどこも同じニオイがしたのを覚えています。
それは、根管消毒剤のFC(歯科用ホルモクレゾール)のもので独特のニオイがしていました。現在でも使用されていますので、そのニオイをご存知のかたも多いと思います。
FCの有効成分はホルマリンとクレゾール
化学物質過敏症のアレルギー症状の出る患者さんが増加して海外ではいち早く使用禁止となり、水酸化カルシウムが主に使用されています。しかし、日本では今も多くの歯科医院で使用されています。
当医院にFCはなく、歯医者さんを連想させるニオイはありません。

歯内療法とバイオフィルム

2012年3月10日

バイオフィルとは細菌がつくる菌体外多糖類の膜をいい、その膜の中に桿菌、紡錘菌、糸状菌などいろいろな細菌が複雑な生態系を形成し、抗生物質にたいして強い抵抗性を示します。
感染根管を観察すると根管内はほぼ100%のバイオフィルムで満たされ、歯内療法後になかなか症状が改善しない難治性の症例では、根尖(根っこの先)から出て歯根に形成されたバイオフィルムが関わっています。
また、バイオフィルムの細菌のなかには全身疾患と関係が取りざたされている細菌があり全身の健康のためにも歯内療法によりコントロールする必要があります。

再根管治療(歯の根の再治療)のない治療

2012年3月9日

同じ歯の根管治療を何度も繰り返している方もいらっしゃると思います。
むし歯が深いと歯の歯髄(神経)を取らなければなりませんが、この時の治療がうまくできていれば再治療の必要はありません。
海外の複数のレポートでは初回の根管治療の成功率は90%以上あると報告されています。
しかし、日本の初回治療の成功率は60%程であるといわれています。
再治療の原因のひとつに治療中の細菌感染が考えられ、歯を隔離して感染を防ぐためにラバーダム防湿はどうしても必要となります。
当医院は再根管治療のない治療を目指しています。

ラバーダム防湿

2012年3月5日

むし歯で歯の歯髄(神経)をとったことのある人は多いと思います。
歯髄をとり薬をつめる治療を歯内療法(根管治療)といいますが、その時、ゴムのシートで治療する歯を隔離し感染しないようにすることをラバーダム防湿といいます。
手術は清潔な環境で行われます。
歯の治療も同じです。清潔な環境でしなければなりません。
お口の中は不潔で驚くほど多くの細菌が活発に活動しています。デンタルプラークはもちろんのこと唾液も細菌でいっぱい。
このような環境では治療はできません。
でも治療する歯だけ隔離したら大丈夫、清潔で感染しない環境ができます。
当医院では歯内療法時に100%ラバーダム防湿をおこないます。

以前、歯につめた金属が気になっている方は多いのではないでしょうか。

2012年3月2日

むし歯やつめものの大きさにもよりますがハイブリッドの硬質レジンを使用すれば天然歯と変わらない色と形を再現することが可能です。
通常は1回の治療で終えられますが、当医院では色の微調整やつめた表面をより滑沢に仕上げるために2回で行っています。
ハイブリッドの硬質レジンを使用した治療は前歯では、セラミックの歯をかぶせる時やネイルチップのようなラミネートべニア
のように、たくさん歯を削る必要がなく、歯に対して優しい治療で、治療費を抑えることができます。

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当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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