タバコと免疫力
2012年3月25日
私たちの体には外部からの細菌に抵抗するための免疫反応があります。
しかし、タバコにふくまれる多くの有害物質によりその働きが弱くなります。
たとえば、血液の中の好中球は体に入った病原菌を取り込んでしまいますが、ニコチンによりその働きが弱くなります。また、病原菌と戦うリンパ球は減少してしまいます。
唾液についてもタバコによって病原菌に抵抗する抗体が減少することが知られています。
このように体にもともと備わっている免疫力が弱くなり、歯周病だけでなくあらゆる病気にかかりやすくなってしまいます。