接着ブリッジ
2012年3月21日
社団法人 日本補綴歯科学会による定義では
“接着ブリッジとは、従来型ブリッジと同様に支台装置、ポンティック、連結部 より構成されるが、支台歯のうち少なくとも1歯の切削を原則的にエナメル質にとどめ、接着性レジンを用いて支台歯に支台装置を接着するブリッジのことをいう。1歯または2歯程度の少数歯欠損に対して用いられる。”とあります。
接着ブリッジは、2000 年に国際歯科連盟(FDI)が提唱したMinimal Intervention(最小の侵襲)の考えにそった治療法といえますが接着レジンの接着力で歯に装着されるため、歯科技工士の技術力と歯科医の接着操作が予後を左右します。
また、接着レジンの劣化によりブリッジがはずれてしまったときは、再度、ブリッジと歯の表面処理をおこない再装着すれば使用することができます。