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根管治療後の痛みについて ~ 急性の歯髄炎による痛み~

2014年11月17日

以前のブログで、根管治療後の痛み・違和感の原因として
1、不適切な根管治療によって起こる痛み
をご紹介させて頂きましたので、今回は
2、急性の歯髄炎による痛み
についてご紹介させて頂きます。
“歯髄炎”とは、歯髄神経と血管が通っている「歯髄(神経)」が何らかの原因によって炎症を起こし、激しい痛みを伴う症状で、いわゆる一般的な虫歯による痛みがこれに当たります。
歯髄炎を引き起す原因としては、
・虫歯が歯髄まで波及し、細菌感染が起こってしまった場合
・外傷による歯の損傷
・歯科治療時に発生する切削などの刺激
・歯科治療で使われる薬剤や材料の刺激
といった事が挙げられますが、どれもすべて、神経の残っている歯に生じるものです。
では、なぜ根管治療により神経を取ったにもかかわらず、この”歯髄炎”が起こるのでしょうか?
多くは、全ての歯髄組織(神経)を取り除くことが出来なかった場合や、根管が複数存在していて、見落としが合った場合ですが、いずれも、マイクロスコープを使用して根管内を詳しく観察することにより防ぐことが出来るものです。
また、神経を全て取り除き、根管の見落としもなかったにも関わらず痛みが生じる場合は、歯髄炎による痛みではなく、違う原因が考えられます。
急性の歯髄炎の場合は
・甘い物や、冷たい物、熱い物などを食べると痛む。
・何もしていなくても痛みがある。
・脈に合わせてズキズキと痛む。
と言った症状が出てきます。
根管治療後に上記の症状が出た際は、なるべく早めに担当の医師に相談してください。
当院では、マイクロスコープを使用した精密な治療を行っております。
http://www.icco-d.com/0528microscope/

根管治療後の痛み ~ 根管充填による痛み~

2014年11月14日

前回のブログで、根管充填で失敗してしまった場合、数年後に再感染により痛みが出る場合があるという事をご紹介いたしましたが、この根管充填の際、失敗はしていないにも関わらす、治療の直後に痛みや違和感を感じる場合があります。

今回は、この根管充填の治療後の”正常な痛み”についてご紹介いたします。

根管充填の治療後に生じる”正常な痛み”には、主に2種類あります。

1、根管充填時にかける圧による痛み

根の中に薬剤を詰める際、その充填方法としては「垂直加圧充填」と「側方加圧充填」の2種類があります。

●垂直加圧充填とは・・・
歯根の先端まで樹脂を垂直に押し込んでいく方法です。
薬剤をすき間なく充填できるため、根管内に隙間ができにくく再感染を起こしにくいのが特徴です。

●側方加圧充填とは・・・
根管の長さを測りその長さに合わせて薬剤を入れ、歯茎の横から専用器具で圧接する方法です。
比較的治療が簡単にでき、痛みも少なく済むのが特徴です。

いずれにしても、根の中に空気が入らないように緊密に詰めるために圧をかけながら行うので、薬を詰めた後に痛みが出ることがあります。

2、根の先(根尖)を刺激したことにより痛み

根管充填は、できるだけ根の先まで薬剤を詰め、将来的に根の先に病気が発生しない状態を作る事がポイントとなります。

ですが、根の先ギリギリまで薬剤を詰めてしまうと、場合によっては激しく痛むことも起きてしまいます。

何故なら、痛みは、根の周りにある歯根膜と呼ばれるところが刺激されることにより生じるものですので、根の先ギリギリまで薬剤を詰めることによりその薬剤が歯根膜を刺激してしまうからです。

この痛みは通常、2~3日ほどで治まりますので、それ以上続く場合は別の原因が考えられます。

いづれにしても、もし、痛みが続いておかしいなと感じることがある場合は、まずは担当の歯科医師に相談されることをおススメいたします。

当院のHPはこちら

http://www.icco-d.com/

根管治療後の痛みについて ~不適切な根管治療~

2014年11月11日

前回、根管治療後の痛み・違和感について、一時的な炎症によるものという事をご紹介させて頂きましたが、根管治療後に痛みが発生する場合は他にもいくつか原因があります。
その主な原因としては
1、不適切な根管治療によって起こる痛み
2、急性の歯髄炎による痛み
3、急性根尖性歯周炎による痛み
4、歯根破折による痛み
5、不適切な薬による痛み
6、痛みの原因が治療している歯でない場合
といった事が挙げられますが、今回はこのうちの
1、不適切な根管治療によって起こる痛み
についてご紹介させて頂きます。
以前のブログで、穿孔(パーフォレーション)について書かせて頂きましたが、それ以外にも、不適切な根管治療により痛みが発生してしまう場合があります。
●虫歯菌に侵された部分がしっかりと取り除けていなかった事
少しでも細菌に侵された根が残ってしまうと、そこからまた細菌が増え、いつまでも痛みが取れなかったり、再発を繰り返してしまいます。
今までの根管治療は、直接覗き込むことが出来ない根管内を、歯科医師の勘と経験に頼って掃除をしていましたが、マイクロスコープという機械が出来てからは、実際に目で確かめながら細菌の除去を行うことが出来るようになりました。
日本ではこのマイクロスコープの普及はまだまだ少ないのが現状ですが、米国での根管治療においては、マイクロスコープが必須、当たり前になっており、マイクロスコープを使うか使わないかでは根管治療の成功率に大きな差が出ています。
しっかりと根管治療を行ってくれる先生を探される際は、マイクロスコープを持っているかどうかという事も一つの基準として見られたら良いかと思います。
●薬剤のつめ方が不十分。根までしっかりと薬を詰めることが出来なかった事
神経を除去した歯に、神経に代わる薬剤を充填することを根管充填と言います。
根管充填はできるだけ根の先(根尖)まで薬剤を詰めることがポイントととなります。
何故なら、途中までしか薬剤が入っていないと根管内の空洞化が生じてしまい、その結果、細菌感染が起こり、痛みを生じさせてしまうからです。
この細菌感染による痛みは、根管治療の直後に現れるものではなく、数年から、時には20年ぐらい経過してから、腫れたり痛みが出てくるのが一般的で、その場合は、根管治療のやり直しが必要になります。
ですので治療後は、きちんと薬が先端まで使っているかどうかを確認するため、レントゲン写真を撮って確かめます。
とは言え、歯の根は非常に複雑な形態をしているため、根の先まで完璧に薬で密閉することは至難の業です。
どこを合格ラインとするかはその医師の技量や考え方によっても異なりますので、もし現在の治療に不安があるのであれば、HPで調べるなどして、根管治療に力を入れている医院の先生のお話を聞いてみるのが良いのではないでしょうか?
当院でも、マイクロスコープを使用した精密な根管治療を行っております。
根管治療の失敗・トラブル等ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
http://www.icco-d.com/0515konkanchiryou/

根管治療後の痛み、違和感について

2014年11月9日

患者様からよく、根管治療をしてもらったら痛みが出て来た。違和感が出て来た。と言ったご相談を受けることがあります。
治療が終わったにもかかわらず痛みが出てきてしまうと、治療が失敗したんじゃないか?と不安になってしまいますよね。
ですが、根管治療を行った後に一時的に痛みや違和感を感じることは、実は良くあることで、治療に失敗したわけではない事が多いです。
根管治療中は、ファイル(リーマー)と呼ばれる小さな針のような道具を使い、根管の中を掃除したり、薬を詰めやすいように根管を広げたりするのですが、特に、根管内の清掃に関しては、根管内の汚れや細菌をいかに綺麗に除去できるかが治療の予後に大きくかかわってきますので、しっかりと丁寧に行わなければいけません。
その際に、どうしても、そのファイル(リーマー)によって、根尖部の病巣が刺激されてしまう場合があるのです。
そうすると、一時的に炎症が強まってしまいますので、それが根管治療後に痛みとなって現れてしまうのです。
ですが、それはあくまで一時的なもので、通常は、根管内にいれてある消毒薬により、炎症は徐々に落ち着きます。
一般的には3−4日、病巣の炎症が強い場合でも6日ほどで落ち着く場合がほとんどです。
もしも、腫れや痛みが徐々にひどくなるような場合は、いくつかの原因が考えられますので、次回からは、その原因についてご紹介していきます。
当院では、基本を重視した丁寧な根管治療を行っております。
根管治療の失敗・トラブル等ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
http://www.icco-d.com/0515konkanchiryou/

重度歯周病の場合の治療法 ~歯周組織再生療法:エムドゲイン~

2014年11月8日

前回のブログで、歯周組織再生療法の一つとして”GTR法(組織再生誘導法)”をご紹介させて頂きましたので、今回はもう一つの方法、”エムドゲイン”について書かせて頂きます。
エムドゲインとは、歯周組織再生誘導材料と言われるもので、スウェーデンのビオラ社で開発された、現在最も新しい薬で、子供の頃、歯が生えてくる時に重要な働きをするたんぱく質の一種をその主成分としています。
このエムドゲインを、歯肉を切開して歯根面を徹底的に清掃した後に、歯の根の骨を失ってしまった部分に塗ることにより、歯が生えてくる時と同じ環境を再現します。
エムドゲインもGTR法も、歯周病で吸収した骨を再生させるといった点では基本的に同じ治療方法ですが、大きな違いは、GTR法がもともと生体がもっている骨を再生させる能力を応用した治療法であるのに対し、エムドゲインは、骨の再生を促進させるための、特殊なタンパク質を使用することにあります。
また、GTR法は、歯肉の中に特殊なシート状の膜をいれますが、エムドゲイン法は薬を入れるだけですので、治療としては、エムドゲイン法の方が簡単です。
ただ、どちらの方法が良いかが症例によって異なりますので、必ずしもエムドゲインの方が優れているとは限りません。
また当然ながら、症例によって適応出来ないものもありますので、まずはこの治療法を実施している歯科医院へ相談されてみることをおススメいたします。
当院では、綿密な診断の上、患者さま一人一人に合わせた最適な治療を提供できるよう、さまざまな治療メニューをご用意しております。
お悩みの事があれば一度、ご相談にいらしてください。
http://www.icco-d.com/0504concept/

重度歯周病の場合の治療法 ~歯周組織再生療法:GTR法~

2014年11月5日

今回は、前回のブログでご紹介しました”歯周組織再生療法”について、詳しくご紹介させて頂きます。

歯周組織再生療法と一言で言っても、いくつかの方法がありますが、中でも、GTR法(組織誘導再生法)とエムドゲインという治療法が一般的に使われている治療法です。

今回は、そのうちのGTR法(組織誘導再生法)についてご紹介していきます。

GTR法とは・・・

歯茎を切って開いたところに、「メンブレン」という膜を置き、失った組織の自然再生を待つ方法です。

何故、歯槽骨が自然再生するためにこの「メンブレン」という膜を設置しなければいけないかというと、歯槽骨が再生する速度よりも歯肉が再生する速度の方が速いため、この膜を設置しなければ、歯肉が本来歯槽骨が再生されるスペースを塞いでしまい、歯槽骨が再生出来なくなってしまうためです。

この方法で用いるメンブレンは、主に患者様自身の血液から生成する方法を行っており、感染の危険性が極めて低い状態で骨の再生を期待することができますが、膜を設置する手間がかかりますし、膜が露出すると失敗することもあります。

また、 適応となる症状は、一般的には中等度に進行している場合で、あまりにも重度に進行してしまった場所に行うことはできません。

この治療法に適応する症状をきちんと選ばないと、失敗する可能性が高くなってしまいますので、綿密に診断を行った上で治療を開始する必要があります。

当院では、綿密な診断の上、患者さま一人一人に合わせた最適な治療を提供できるよう、さまざまな治療メニューをご用意しております。

お悩みの事があれば一度、ご相談にいらしてください。
http://www.icco-d.com/0504concept/

重度歯周病の場合の治療法 ~歯肉歯槽骨整形手術~

2014年11月3日

前回、前々回のブログで、
1、歯周ポケット掻爬術
2、歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)
についてご紹介させて頂きましたので、今回は、
3、歯肉歯槽骨整形手術
についてご紹介させて頂きます。
歯肉歯槽骨整形手術は主に、歯肉整形術と歯槽骨整形術に大別され、骨が痩せてしまっているなどの重度の場合は、歯周組織再生療法と併せて行われます。
●歯肉整形術とは・・・
歯茎が炎症を起こして腫れあがってしまった場合に行われる手術です。
不要な歯茎を切除し、歯と歯茎の間に食べカスやプラークが停滞しにくい環境を作ります。
またその他、薬剤などで増大してしまった歯肉の切除などと言った審美性の回復を目的として行う場合もあります。
比較的簡単な手術で、数分~数十分で手術は終わりますが、注意点としては、歯茎を切除しすぎてしまった場合、歯根が露出して知覚過敏や根面カリエスになってしまう可能性もありますので、事前の十分な診査、診断が必要です。
●歯槽骨整形術とは・・・
歯周病菌によって骨が破壊され、骨がデコボコになったり穴があいてたりといった、異常な形態になってしまった場合に行われる手術です。
前回のブログでも少し紹介させて頂きましたが、主に歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)と同時に行われます。
歯槽骨の表面がデコボコのままだと、歯肉もデコボコになって形成されてしまうため、隙間に汚れが溜まりやすくなったり、メインテナンスの際に十分に汚れを落とせない部分が出来てしまいます。
そうすると歯周病が再発するリスクが高まってしまうために、この歯槽骨整形術によって歯槽骨のデコボコを滑らかな状態にしてあげるのです。
上記の治療法で回復する場合もありますが、歯周病が進行しており、骨が痩せてしまっている場合や、歯を支える骨が足りない場合には、歯周組織再生療法を併用し、歯周組織の回復も同時に行うケースもあります。
次回は、歯周組織再生療法についてご紹介していきます。
当院のHPはこちら
http://www.icco-d.com/

重度歯周病の場合の治療法 ~歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)~

2014年10月30日

前回のプログで、中度歯周病の場合に行われる、歯周ポケット掻爬(そうは)術についてご紹介させて頂きましたので、今回はそれでも治らなかった場合などに行われる、歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)についてご紹介させて頂きます。
歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)とは、歯肉を切開してはがし、歯根についた歯石を除去する手術です。
前途の歯周ポケット掻爬術を用いても歯周ポケットが深いために器具が奥まで届かず、完全に除去できないような場合に行いますが、歯周ポケット掻爬術の場合、歯茎の中に器具を入れる暗視下での行われるのに対し、歯肉剥離掻爬術は、歯茎を切り開いて歯根をむき出しにし、実際に目で確認しながら処置をすることが出来るため、隅々まで取りこぼしがなく、歯根を清潔に出来るというメリットがあります。
また目で確認しながら処置を行うことが出来るため、骨が溶かされてデコボコになってしまったところを、綺麗に平らに治す事も出来ます。
骨がデコボコのままだと、その骨の形がそのまま歯肉の形となって形成されてしまうため、例えば歯と歯との間の骨にくぼみがあれば、手術後に歯肉にもくぼみが見られるようになり、その場所に汚れが付きやすくなり歯周病の再発リスクが高まってしまいます。
それを防ぐためにも歯肉剥離掻爬手術を用いて、骨を平らに整えてあげることが有効なのです。
このように、歯肉剥離掻爬手術を用いることで、より重度の歯周病にも対応することが出来るのですが、とは言え、歯周ポケット掻爬術と違い、歯肉を切開する必要がありますので、痛みや感染などのリスクは出てきます。
術後は、切った歯茎を縫い合わせ、一週間後に抜歯を行う事になりますので、その間は傷口を刺激しないように注意が必要です。
また、この手術は技術を要するため、行っている医院も少ないのが現状です。
当院では、歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)をはじめ、患者さま一人一人に合わせた最適な治療を提供できるようさまざまな治療メニューをご用意しております。
お悩みの事があれば是非一度ご相談にいらしてください。
http://www.icco-d.com/0504concept/

重度歯周病の場合の治療法について

2014年10月28日

現在、30歳以上の日本人の80%が歯周病である、という事を、耳にした事のある方も多いのではないでしょうか?
また、30歳以上の日本人が歯を失う原因の1位も、歯周病であると言われております。
実際、重度の歯周病になってしまうと、歯を支えている骨がどんどん溶けていってしまいますので、歯も一本だけではなくて複数本、まとめて抜けて行ってしまう場合も多く、非常に怖い病気と言えます。
歯周病は自覚症状のない病気ですので、重度になって初めて慌てて歯科医院に飛び込んでくるのですが、その時にはもう手遅れで、抜歯宣告をされてしまうケースも少なくありません。
そうならないよう、早い段階で歯科医院を受診されることをおススメしますが、もし歯周病が進行してしまった場合でも、歯周外科手術によって歯茎や骨を回復させ、歯を残すことが可能になりました。
今回は、その歯周外科治療について詳しく紹介していきます。
歯周外科治療には、大きく分けて以下の3つがあります。
1、歯周ポケット掻爬術
2、歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)
3、歯肉歯槽骨整形手術
本日は、上記の1についてご紹介していきます。
歯周ポケット掻爬(そうは)術は、歯周外科治療の分野ではありますが、歯肉の切開などの手術を伴うものではなく、スケーラーと呼ばれる、歯石を除去するために用いられる歯科用器具を用いて行います。
また、適応症例も、上記の2,3よりも比較的軽度の”中度歯周病”の患者様に対して行われるか、 重度の歯周病で上記2,3の外科処置を必要としている患者様に対して、歯肉の炎症を抑える目的で行われたりします。
具体的には、歯肉に麻酔をし、 歯根の表層に付着した汚れや、歯周ポケット内壁の汚れをスケーラーという器具を使って丁寧に取り除いて行きます。
そもそも、歯周ポケットが出来る原因は、歯茎に細菌が溜り腫れてしまう事が原因ですので、その細菌を取り除き、歯根面と歯茎を清潔にしてあげることで、歯根面と歯茎が再び付着し、汚れが溜まりにくい環境を作ることが出来るのです。
しかし、もし上記の歯周ポケット掻爬術を行っても改善しない場合は、2、の歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)を行う必要が出てきます。
歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)に関しては、次回のブログでご紹介していきます。
当院では、患者さま一人一人に合わせた最適な治療を提供できるよう、さまざまな治療メニューをご用意しております。
http://www.icco-d.com/0504concept/

口内炎の原因と予防法

2014年10月27日

口内炎が出来やすい体質の方、結構多いのではないかと思います。
口内炎は大まかにアフタ性口内炎、ウイルス性口内炎、カンジダ性口内炎、カタル性口内炎などに分類されます。通常ほとんどのケースはアフタ性口内炎という単独または複数の小さな潰瘍であり、今回はこのアフタ性口内炎の原因と予防法について説明します。
口内炎の原因はおもに
・口の中を噛んだ、傾いた歯や虫歯で欠けて尖った部分が粘膜を刺激している、矯正器具や義歯があたる、などの物理的刺激
・ストレスや薬の副作用による唾液の減少による自浄作用の低下
・栄養バランスの悪い食生活
・不規則な生活、疲れなどによる免疫力の低下
・歯磨き剤に含まれる発泡剤ラウリル硫酸ナトリウム
・根本的に他の病気が潜んでいる場合(ベーチェット病やエイズの初症状やガンなど)
などが言われています。
また、上記の原因に加えて口の中が不衛生であると、細菌感染により口内炎が起きやすくなります。
口内炎をなるべく作らないようにするにはまず歯磨きや洗口剤で口の中を清潔にしておくこと、これは大前提です。
そして傾いた歯や欠けた歯が刺激して何度も口内炎を作るのであれば歯科医院で早く治してもらうこと、矯正器具や義歯も同様です。
また、規則正しい生活、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。唾液の分泌が減っている場合には、食事の時によく噛んで食べるとかノンシュガーのガムを噛むなどして分泌を促しましょう。
他に問題が特にないのに繰り返しできる場合は歯磨き剤に含まれる発泡成分、ラウリル硫酸ナトリウムというものが原因になっている場合がありますので、それを含んでいない歯磨き剤を試してみるのも手です。
成分は通常パッケージに記載されていますので、もし、自分は口内炎が出来やすいという方は、この機会に普段お使いの歯磨き剤成分をのチェックしてみてはいかがでしょうか?
通常は1~2週間で自然治癒する口内炎ですが、もし2週間以上たっても全く治らない場合、また異常に数が多い場合などは他の病気を疑った方がいい場合がありますので歯科医に相談してみましょう。
当院のHPはこちら
http://www.icco-d.com/

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