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根管治療後の痛み ~ 根管充填による痛み~

2014年11月14日

前回のブログで、根管充填で失敗してしまった場合、数年後に再感染により痛みが出る場合があるという事をご紹介いたしましたが、この根管充填の際、失敗はしていないにも関わらす、治療の直後に痛みや違和感を感じる場合があります。

今回は、この根管充填の治療後の”正常な痛み”についてご紹介いたします。

根管充填の治療後に生じる”正常な痛み”には、主に2種類あります。

1、根管充填時にかける圧による痛み

根の中に薬剤を詰める際、その充填方法としては「垂直加圧充填」と「側方加圧充填」の2種類があります。

●垂直加圧充填とは・・・
歯根の先端まで樹脂を垂直に押し込んでいく方法です。
薬剤をすき間なく充填できるため、根管内に隙間ができにくく再感染を起こしにくいのが特徴です。

●側方加圧充填とは・・・
根管の長さを測りその長さに合わせて薬剤を入れ、歯茎の横から専用器具で圧接する方法です。
比較的治療が簡単にでき、痛みも少なく済むのが特徴です。

いずれにしても、根の中に空気が入らないように緊密に詰めるために圧をかけながら行うので、薬を詰めた後に痛みが出ることがあります。

2、根の先(根尖)を刺激したことにより痛み

根管充填は、できるだけ根の先まで薬剤を詰め、将来的に根の先に病気が発生しない状態を作る事がポイントとなります。

ですが、根の先ギリギリまで薬剤を詰めてしまうと、場合によっては激しく痛むことも起きてしまいます。

何故なら、痛みは、根の周りにある歯根膜と呼ばれるところが刺激されることにより生じるものですので、根の先ギリギリまで薬剤を詰めることによりその薬剤が歯根膜を刺激してしまうからです。

この痛みは通常、2~3日ほどで治まりますので、それ以上続く場合は別の原因が考えられます。

いづれにしても、もし、痛みが続いておかしいなと感じることがある場合は、まずは担当の歯科医師に相談されることをおススメいたします。

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