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歯茎が下がった(原因)

2016年1月29日

歯茎が下がると冷たいものがしみる知覚過敏が起こったり、見た目がなんとなく老けて見えたりする原因になります。歯茎が下がるのにも原因があります。その原因にはどのようなものがあるか挙げてみましょう。
1.歯磨きが乱暴である
歯の磨き方が乱暴だったり、硬い歯ブラシを使っていると歯茎を傷めて歯茎が下がってしまう原因になります。
2.歯周病にかかっている
歯周病は歯の周囲の組織を破壊してしまうため、それに伴い歯茎もだんだんと下がってきます。
3.歯ぎしりをしている
歯ぎしりをしていると強い力がかかることにより歯を支えている骨が吸収してしまいやすくなるため歯茎も下がりやすくなります。
4.歯並びが悪い
歯並びがデコボコな場合、外側に出ている歯の表面の骨が薄く、また、歯を磨く際にその歯に力が集中しやすいため、歯茎が下がりやすくなります。
5.歯茎が薄い
もともと歯茎が薄い人は歯茎が下がりやすいです。
6.加齢現象
とくに歯周病などの異常がなくとも、老化現象で歯茎はある程度下がってしまいます。
年齢を重ねるにつれて歯茎が下がるのはある程度仕方のない部分もありますが、心がけ次第で最小限に食い止めることは可能です。下がってしまった歯茎を自然に治す方法はありません。歯茎が下がって気になるという方はぜひ一度ご相談ください。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/0520periodontitis/

歯周病菌が体に及ぼす影響

2016年1月27日

歯周病菌は歯周病を起こすだけではありません。口の中にいる歯周病菌は血管の中に入り込んだり、飲み込んだりすることにより、全身に回ってさまざまな病気を引き起こすことがわかっています。例えば次のような病気です。
1.心臓疾患
歯周病菌が血液中に入り、心臓の心内膜にできた血栓にくっつき、繁殖をしてしまうと炎症を起こして心臓の弁を破壊してしまいます(細菌性心内膜炎)。また、歯周病菌やその毒素が血管内で血栓を形成して血管が詰まりやすくなり、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)を引き起こすことがあります。
2.脳梗塞
歯周病菌やその毒素が血管をめぐり、脳の部分で血栓を作って血管が詰まってしまうと脳梗塞を引き起こします。
3.糖尿病
糖尿病の人は歯周病にかかりやすくなります。また、その逆に歯周病にかかっている人は糖尿病が悪化する傾向があることもわかってきました。
4.誤嚥性肺炎
とくに高齢者などで反射機能の衰えてしまっている人は、唾液や食べ物が誤って気管の方に入ってしまい、肺炎を起こしてしまうことがあります。
5.低体重児出産・早産
歯周病菌やその毒素が血管をめぐり、胎盤を通じて胎児に影響を与えることで、低体重児出産や早産を起こすことがわかっています。
以上のように歯周病菌は体全体の健康に大きく関わっています。体の健康のためにも歯周病治療は大切です。
当院では歯周病治療に特に力を入れております。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/0520periodontitis/

歯周病になりやすい人はどんな人?

2016年1月25日

虫歯になりやすい人がいるのと同様、歯周病になりやすい人というのも確かに存在するようです。次に当てはまる人は歯周病になりやすい傾向があります。
1.糖尿病である
糖尿病にかかっていると免疫力が低下したり、口の中が乾いてしまうことにより歯周病にかかりやすく、また進行しやすくなります。
2.タバコを吸う
タバコが健康に悪いことは知られていますが、歯周病を進行させる危険な因子でもあります。タバコを吸うことで4.75倍も歯周病のリスクが高まるとされています。
3.体質的なもの
体質や遺伝的に歯周病にかかりやすかったり進行しやすい人がいます。
4.歯ぎしりをしている
夜間に歯ぎしりをしていると、歯や歯の周囲の組織に大きな負担がかかって歯周病による歯槽骨(歯の周囲の骨)の吸収が加速します。
5.口呼吸である
鼻づまりなどが原因で口呼吸をしていると、口の中の唾液が乾燥してしまい、細菌が洗い流されずに歯周病のリスクが高まります。
6.プラークコントロールに問題がある
歯垢が溜まりやすい食生活(糖質を多く摂る、間食が多いなど)をしていたり、歯磨きがきちんとできていないと歯周病にかかりやすくなります。
歯周病の進みやすさは以上のことが複雑に絡み合うことで左右されます。心当たりのある項目があったら要注意です。歯周病はとくに初期は症状が出にくいため、定期的な検診が大事です。また早めの対処で予防、進行を止めることが可能ですのでぜひご相談ください。
一壺歯科医院
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歯周基本治療とは

2016年1月22日

歯周病は進行性の病気で、放っておくと徐々に病態が悪化する場合がほとんどです。そのため、進行しないようにするためには歯科医院で治療を受けることが大切です。その際にまず初めに行われる治療のことを歯周基本治療といいます。
歯周基本治療で行うのは次のようなことです。
1.応急手当
歯茎が炎症を起こして痛んだり腫れている場合、症状を落ち着かせるために薬物を使って炎症を鎮めます。
2.歯磨き指導、プラークコントロールの指導
歯周病治療の基本であり最も重要なプラークコントロールについての指導です。この中には生活習慣、食習慣の改善指導、歯磨き指導などが含まれます。
3.スケーリング・ルートプレーニング
歯磨きだけでは落とせない歯石を専用の器具や機械で取り除きます。スケーリングは歯石を取り除くことで、ルートプレーニングは歯根の表面についた汚染物質を取り除いて歯根表面をなめらかにして細菌がつきにくくすることをいいます。
4.噛み合わせの調整
歯周組織を破壊するような噛み合わせの異常がある場合にはその部分の噛み合わせを調整します。
5.合わない詰め物やかぶせ物の作り直し
歯肉に炎症を起こす原因となるような詰め物やかぶせ物がある場合には作り直しをします。
6.動揺歯の固定
歯周病が進行してぐらつきがある場合には隣接の歯と固定して歯周組織の安静をはかります。
7.抜歯
重度の歯周病で周囲の骨がほとんどなくなってしまっている場合には、周囲の歯への影響を考え抜歯します。
以上の治療を行っても状態が改善しない場合には、歯周外科手術を行った方が良い場合があります。
当院では歯をなるべく残せるように歯周病治療にも特に力をいれております。お困りの方はぜひご相談ください。
一壺歯科医院
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顎関節症の治療

2016年1月20日

前回は顎関節症の原因についてお話ししました。原因といってもはっきりと特定することが難しいのと同様、治療法もコレをやれば絶対に治る、というものはありません。しかし、顎関節症の全てが治療を必要とするわけではなく、また、自然に症状が消えて治ってしまうこともあります。
たとえば顎の関節が鳴るのも、肩を回して関節部の音が鳴るのと同様のようなもので、このような場合はとくに治療の必要はありません。ただ、顎関節症を悪化させてしまわないように、また、痛みや開口障害などの症状が辛いような場合は次の治療法を試してみると良いでしょう。
1.悪習癖を認識し、やめる
頬杖、片側噛み、うつぶせ寝、爪を噛むなどの顎関節に負担のかかる癖があれば意識してやめるようにしましょう。
2.痛い部分を冷やす(温める)
痛みがある場合には、状態に応じて冷やすか温めると良くなる場合があります。どちらが良いかは自己判断せず、歯医者さんに聞いてみましょう。
3.スプリント療法
歯ぎしりや食いしばりをしている場合、顎関節への負担を減らす目的でスプリント(マウスピース)を入れると症状が改善することがあります。
4.薬物療法
筋肉の緊張を和らげる薬や、痛みを抑える薬を飲んだほうが良い場合もあります。
5.顎のリハビリ
開口障害がある場合は、筋肉の緊張を取るリハビリをすると効果が見られる場合があります。
6.手術
顎関節の変形が顕著で症状がひどい場合には手術が勧められる場合もあります。
顎関節症は悪化することもあるため、症状が軽いうちに対処をしていくことが大事です。顎関節症の症状がある人はぜひご相談ください。
一壺歯科医院
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顎関節症の原因

2016年1月18日

前回は顎関節症の症状についてお話ししましたが今回は顎関節症の原因についてです。
顎関節症の原因はハッキリとはわかっていませんが、次のようなことが複雑に絡み合って起こると考えられています。
1.顎の構造が弱い
顎の関節や筋肉の構造が弱い場合、顎関節症が起こりやすくなると考えられています。
2.歯ぎしりをしている
就寝中の歯ぎしりは顎の関節に負担がかかり、また筋肉の過剰な緊張を引き起こすため、顎関節症を引き起こす原因になるとされています。
3.噛み合わせに問題がある
噛み合わせが悪い状態であると顎関節症が起こりやすくなると言われています。
4.日頃行っている悪い習癖がある
片側のみで物を噛む、頬杖をつく、同じ側ばかり下にして寝る、爪を噛む、うつ伏せで寝る、などのような癖があると、顎関節に負担がかかって顎関節症になりやすくなります。
5.歯列接触癖(TCH)がある
日中に上下の歯を無意識にカチカチ合わせる癖があると顎関節に負担がかかり、また、この癖があると夜間に歯ぎしりを起こしやすくなって顎関節症をより起こしやすくなります。
6.その他の原因
ぶつけるなどの外傷、電話の受話器を肩に挟んで喋る、スマホなどの長時間操作、精神的なストレスなども顎関節症を起こしやすくするとされています。
一生のうちに半分の人がかかると言われている顎関節症、だれがかかっても不思議ではありません。原因を知ることで極力顎の不快な症状を回避できる可能性がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
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顎関節症の症状

2016年1月15日

顎関節症(がくかんせつしょう)、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、実は一生のうちに半分の人が経験すると言われています。あらゆる年令で起こりうるものですが、特に20代~40代の若い女性に起こりやすいとされています。顎関節症の症状としては次のようなものがあります。
1.顎関節の雑音
顎の関節の内部にある関節円板という組織がずれたり、穴が開いたり、変性することによって口の開け閉めの際にクリック音やクレピタス音と呼ばれるコリコリ、ガリガリというような雑音がします。
2.顎関節の痛み
関節部(関節包、関節靭帯、円板後部組織)の慢性的な外傷性病変を主症状とし、顎関節の運動時や圧迫されると痛みを感じます。
3.口が開けづらい
顎関節内の関節円板の位置がずれてしまって、口が開きづらくなります(開口障害)。また痛みを伴うこともあります。
4.顎の筋肉の痛み
顎の周囲の筋肉が過度に緊張したり炎症を起こすことで顎の周囲の筋肉が痛み、顎が動かしにくくなったりします。筋肉の痛みが歯の痛みのように感じることもあります。
5.他の症状
頭痛、肩こり、首のこりやめまい、耳の痛みなどが起こることもあります。
心当たりのある症状があったら一度歯医者さんで相談してみましょう。次回は顎関節症の原因についてお話ししていきます。
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子供の唇に水ぶくれができた

2016年1月13日

お子さんの唇にポチっと水ぶくれができることがあります。大人にも見られることはありますが、お子さんによく見られます。大きさはだいたい5ミリ前後で、1センチを超える場合も稀ではありますが、あります。痛みはとくになく、時々つぶれてはまた復活してきます。これは粘液嚢胞と呼ばれるもので、唇の小唾液腺の出口が噛んだり傷つけられることで塞がれてしまうことによって唾液が溜まったものです。
お子さんの場合、下唇を噛んだりすることも多く発症しやすいと考えられます。つぶれて無くなったと思っても何度も繰り返してできて、その部分を噛んでしまいやすいため、基本的には粘液嚢胞は手術で切除する必要があります。
手術といっても簡単なもので、唇に局所麻酔をして取り除きます。でも嚢胞だけを取っても再発してくることが多いため、周囲の小唾液腺を含めて摘出する必要があります。一般的には10分から15分ほどで終わる処置となります。また、手術は口腔外科で行われます。下唇が好発場所ですが、舌の下や頬粘膜に現れることもあります。
診断は容易ですので、もしも心当たりがあれば一度、歯科医院で診てもらいましょう。
一壺歯科医院
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骨隆起とは

2016年1月11日

口の中に硬いコブのようなものを触れることはありませんか?例えば下の歯の内側の歯茎や上の天井部分の真ん中あたり、そして上の奥歯の奥歯の外側の歯茎などです。このようなコブがあると、腫瘍ではないだろうか?と心配になってしまう人も多いかもしれません。でも、触ってみて硬くて痛みもなく、ツルツルしているようであれば多くの場合心配はいりません。この場合は大抵の場合が「骨隆起」と呼ばれる、骨のコブなのです。
骨隆起はとくに病的なものではなく、ずっと同じ大きさを保つか、またはだんだん大きくなることもあります。原因としては歯ぎしりや食いしばりなどの強い力が慢性的にかかっていることや、遺伝などが言われていますが、はっきりとした原因はわかっていません。とくに健康上に害はないため治療は必要なく、通常は経過観察をします。
ただ、入れ歯を入れる際に邪魔になったり、入れ歯が当たって痛みを出す場合には、骨を削る処置をする場合もあります。また、大きくなってくるとしゃべりにくくなることもあります。この場合も支障の程度をみて、ご本人の希望があるならば切除をすることもあります。
また、ほとんどの場合左右対称で出ることが多いのも特徴です。もしもそのようなものがお口の中にあったら、一度歯科医師に聞いてみると良いでしょう。大抵は問題ないです、と言われることが多いですが、知っておくと安心です。
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歯科金属によるアレルギー

2016年1月8日

近年、金属にアレルギーにかかっている人が増えているそうです。その数は予備軍も含めると1000万人にも上ると言われています。そしてその金属アレルギーの原因として歯科用金属も大きく関わっています。しかし歯科用金属によるアレルギー症状は口の中よりも口とは遠く離れた部分に出ることが多いため、なかなか歯科の金属が原因だとは気づかれません。
歯科用で使われる金属には、保険で入れる銀歯や入れ歯、差し歯の土台などですが、これらのどれもが金属アレルギーを起こしうる金属です。保険で入れる銀歯は実は戦後に安価な金属、ということで開発されて現在までずっと使用され続けているのです。
歯科用金属によるアレルギー症状として多く見られるのは、手や足の裏に水泡や膿をもった膿疱ができる、というものです。また、服に触れる皮膚が炎症を起こす接触性皮膚炎や発疹などが起きることも報告されています。金属は唾液に溶け出し、それが体内に取り込まれ、体内のたんぱく質と結合してアレルギーの原因となります。そして汗などに混じって排出され、肌の表面でアレルギー反応を起こして肌の炎症を起こすと考えられています。
原因不明の治らない皮膚のかぶれなどがある場合には口の中の金属を疑ったほうがいいかもしれません。心当たりのある人は是非ご相談ください。
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