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歯周病はこれで防げる・治せる(4)

2017年6月30日

なぜ歯周病になるのか?
歯周病や歯槽膿漏の原因は、これまで不明だとされていましたが、最近になってようやく、ある程度まで原因が突き止められています。
原因については、歯槽膿漏菌もありますが、その菌が直接つくるのではなくて、ある種の細菌の産生物が唯一の因子だということまでわかっています。おそらく、唾液のPHも関係しているのでは?と推測されています。
中高年になってから、それまで一度も歯科診療を受けたことのない人に限って、急に歯肉から出血したり、歯がぐらついたりすることが多いのは、歯周病菌を繁殖させやすい唾液を持っているからだと考えられています。
また、歯石や歯垢がたまっているからだともいわれています。その予防のためのステップとして歯磨きを十分にすることが奨励されているわけです。
ところが、まじめにブラッシングしてゴミを一生懸命除去している人であっても、歯槽膿漏になっている現実があります。
そのことを考えると、かならずしも歯石や歯垢だけが原因ではないとも考えられます。
プラークコントロールで、ある程度は防止できるとしても、かなり限界があるのではとの疑問すらわいてくるのです。

歯周病はこれで防げる・治せる(3)

2017年6月27日

歯科医は「よく磨きなさい」とアドバイスして、歯磨きの仕方などを指導していますが、いったん歯槽膿漏になると歯肉から出血したりウミが出るため、指導通りにはできないのです。
実際のところ、血やウミが出ている歯ぐきを磨いたら、さらに出血がひどくなります。患者さんはよけい磨かなくなって、歯周病をいっそう悪化させてしまうという悪循環になります。
中高年で歯をなくすいちばんの原因が歯槽膿漏だといわれています。中高年になると、軽症・重症合わせて80パーセント以上の人が歯槽膿漏にかかっているといわれています。
いったん歯槽膿漏まで進んでしまうと、不愉快な思いをしながら一生付き合っていかなければなりません。運がよければ、歯を抜かずにすみますが、下手すると全部抜けて歯が全滅状態になってしまいます。
これまで歯槽膿漏は進行を防止するのが精いっぱいで、治療が困難だといわれてきましたが、最近になってようやくレーザー治療が出現しました。
またインプラントという骨に人工歯根を植立する技術が進んできましたので、歯をなくしたことへの治療法も一歩前進したといえます。
とはいえ、インプラント治療を行っている歯科医はかなり少ないため、まず予防を心がけることが大事です。

歯周病はこれで防げる・治せる(2)

2017年6月24日

[歯槽膿漏は骨が溶けて、歯がなくなるから怖い]
歯槽膿漏は、それまで良い歯だと自慢していた人が、気がついてみたら骨が溶けてしまったり、歯がグラグラになって、ひどくなると歯が全部なくなってしまう恐ろしい病気です。
骨が溶けてなくなるのですから、歯は支柱を失ってしまうわけです。
厚生労働省では自分の歯を80歳までに20本残そうという指針をたてていますが、歯槽膿漏になると80歳で20本どころか、50歳で歯が何もなくなってしまうことにもなりかねません。
最近では虫歯よりも歯槽膿漏のほうが多くなっているのが現状です。歯槽膿漏の予防法や治療法がまだ十分に確立されていないことが、悪化傾向に歯止めをかけられない要因となっているのでしょう。

歯周病はこれで防げる・治せる(1)

2017年6月21日

[歯周病はあきらめずに予防するのがいちばん]
歯と歯ぐきを含めた全体、つまり、歯を支えている歯周組織である歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨などの病気が歯周病です。
また、歯の周囲についたプラークの細菌によって、歯肉や顎の骨まで溶かされ、化膿してウミが出るのが歯槽膿漏です。歯周病の一部として歯槽膿漏があるわけで、歯周病の代表的なものが歯槽膿漏です。
歯槽膿漏は痛くないために、なかなか歯医者さんに行かないのが症状を悪化させてしまう原因になっています。歯槽膿漏にかかる人は、虫歯菌が少なく虫歯になりにくい傾向があるため、歯科医に通う習慣がありません。それだけに中高年になってから手遅れになってしまい、あわてふためくことになります。
日本の医療保険制度には予防という項目が省かれており、治療主義となっています。そのために、歯槽膿漏の専門医、歯周病の専門医もたくさんいるのですが、患者さんには専門医の治療を受けるチャンスが少ないのです。
歯科医へ行っても歯槽膿漏についての歯磨き指導、歯石除去、お掃除などは個々にしてもらえますが、トータルに予防と治療をなかなか一緒に考えてもらえないのが現状です。それが歯周病の治療を困難にしています。
歯周病はあきらめないで、個人でしっかり予防するのがいちばんです。中高年の方は3ヶ月に1回は、歯周病がないかどうか歯科医で診てもらうようにしましょう。

虫歯の予防・治療もレーザーならこんなに楽(9)

2017年6月18日

◎歯間ブラシですみずみまで磨こう
日常的に私たちが使っている大きい歯ブラシで表面を磨いたのち、市販されている歯間ブラシで歯と歯の間を掃除することを今日から実行しましょう。
歯間ブラシを使ってすみずみまできれいにし、ゴミをすっかり取り除くことが、予防には絶対に欠かせません。
歯間ブラシは、歯間の幅に合った太さのものを使ってください。歯間ブラシの太さは0.7ミリから2.0ミリまで、だいたい5種類のものが市販されています。
歯間が狭いところにムリをして使うと、歯や歯肉を傷めますから要注意です。幅に合ったものを使いましょう。
また、ムリに歯間に入れると、歯肉を傷つけることがありますから、ゆっくりと挿入します。そして静かに数回動かしながら清掃します。
歯間ブラシを使うとき、内側に炎症が起きると重篤になりやすいため、歯の内側のほうが外側よりも大事だということを覚えておいてください。ブラシを使うときは、内側を傷つけないためにも外側から磨くほうが危険度が低いといえます。これは外科手術でも同じで、内側はできるだけ触らないでおくのが原則になっています。
また、歯のすき間をきれいに掃除するためのデンタルフロス(糸ようじ)もあります。
これは、歯科用の糸で歯と歯の間を掃除するのに有効な手段です。ただし、虫歯がひとつもない、充填物、かぶせ物のクラウンもない方には使いやすいのですが、それ以外にはあまりおすすめできません。詰め物などがある場合には、引っかかったりしますから使いにくく、加えて若干歯を緩めることもあるかもしれません。
デンタルフロスで掃除するよりは、歯間ブラシでていねいにする方が効果的だといえます。
虫歯予防は、とりもなおさずプラークコントロールです。しっかり予防さえしておけば、いつまでもきれいな歯を維持できます。

虫歯の予防・治療もレーザーならこんなに楽(8)

2017年6月15日

◎虫歯予防には3段階歯磨き法が効く!
虫歯や歯周病を予防するには、その原因を取り除くこと、免疫力を高めることなどいろいろありますが、何をさておいてもプラークコントロールです。
虫歯や歯周病の原因となる細菌の産生物を取り除くのが予防に一番です。
当院では患者さんに次の3段階歯磨き法をおすすめしています。
●ブラッシングをていねいにする
朝起きると口の中がネバネバしていますが、それがプラーク(ゴミ)です。そのプラークをコントロールするには、ブラッシングをていねいに行うことです。プラークを掃除するには、1日3回歯を磨くのはいうまでもありません。
磨き方は、食後にこまめに80点で磨くよりも、1日1回100点でていねいに磨く方が効果があるといわれています。80点だといつも20パーセントは残ってしまうからです。
したがって、夜寝る前にできるだけていねいに磨いて、朝と昼は軽く流すだけでもよいかと思います。1日3回磨いているからといって、雑では安心できません。
まず、歯ブラシ、電動歯ブラシ、音波歯ブラシ、イオン歯ブラシなどのなかから、ご自分にあったものを使って、効率の良い清掃をします。
ただし歯ブラシでどんなにきれいに磨いたつもりでも、大きな歯ブラシで磨けるところは限られています。歯の間や奥などについているプラークまで取り除くことは不可能なので歯間ブラシで歯と歯の間を掃除するのも忘れないでください。

虫歯の予防・治療もレーザーならこんなに楽(7)

2017年6月12日

◎フッ素を塗ってからレーザーを当てれば予防効果はぐんとアップ!
虫歯初期の患者さんには、レーザーとフッ素の併用で予防・治療をしています。
歯には溝がついています。その溝が少し黒くなってきたら、そこに食べかすなどがたまって細菌が住みつきます。
その溝から虫歯ができると考えて間違いないわけです。その溝をいかにして封鎖してしまうかが、初期虫歯の予防・治療のポイントになります。
予防処置としては、フッ素塗布が一般的に行われています。
フッ素を塗ることによって、歯の表面が硬くなります。フッ素を塗ってからレーザーをあてれば予防効果はアップします。これが高度先進医療の一つです。
虫歯の溝が小さな点々になっているのを封鎖するには、「アパタイト」などの歯磨きも有効です。これは市販されていますから、ぜひ予防に役立てください。

虫歯の予防・治療もレーザーならこんなに楽(6)

2017年6月9日

[痛みもなく出血もないので治癒が早い]
虫歯予防・治療のレーザー治療は、次のような点でこれまでの治療よりラクにできます。
●虫歯の治癒が早く、再発を防げる。
患部の細菌はレーザーによって全部殺されてしまいますから、組織の活性化がなされて治癒が早いという特長があります。また、溶岩状の結晶構造に変性した部分は、酸におかされにくいので虫歯の再発を防ぐためにも効果的です。
●麻酔がいらない。
麻酔の注射はイヤなものです。虫歯の予防・治療には麻酔が不要だということも、患者さんにとっては大きなメリットでしょう。
●痛みもなく出血もない。
レーザーでは痛みをほとんど感じることなく治療できます。また、止血効果がありますから血も出ません。
●正常な歯に影響がないから安心。
はじめてトライするとなれば、なんだか怖そうに思われるのも当然です。でも心配無用。レーザーの光は虫歯の黒く色のついた部分にだけ吸い込まれる性質がありますから、正常の歯には全く作用が呼びません。ご安心ください。

虫歯の予防・治療もレーザーならこんなに楽(5)

2017年6月6日

・第3次の食い止め=根管治療にも効果
歯ぐきが腫れるといった症状が出れば、すでに歯髄は死んで細菌に感染しており、かなり悪化した状態です。歯根部まで細菌におかされていることになります。歯根部の治療は、従来は何度か通院していただき、根管に消毒剤を詰めなおしていました。完全に無菌状態なるまで何回も治療に通わなければならなかったのです。
レーザーは根管治療にも使えます。0.2ミリ程度の根幹の太さまでは、ファイバーの挿入は可能ですから、できる範囲まで挿入して歯根組織を蒸散・消毒します。
従来の治療とは違い、治療効果はもとより、時間短縮にも貢献しているといえます。
現段階では、根管内を完全に治療するのはなかなか難しいのです。根管はたくさん枝分かれしており、そのいちばん先端までレーザーのファイバーが到達するには至っていません。これが完全にできれば、根管洗浄・根管貼薬・根管充填などがレーザー1回の照射ですむようになるでしょう。
それでも効果がないほど悪化しているのであれば、抜歯をしなければなりません。

虫歯の予防・治療もレーザーならこんなに楽(4)

2017年6月3日

・第2次のくい止め=神経をできるだけ保護して痛みを取る
歯の神経を歯髄といいます。歯の痛みは歯髄の痛みで、レーザーを利用してこれを保護すれば痛みをなくすことができます。
神経がおかされたとき、これまでは、麻酔し、けずり、神経を除去するという治療方法を行っていました。できるなら、神経を除去しないで治療することが、歯を長持ちさせるのには非常に重要なのです。
不幸にして神経がおかされたときは、レーザーのファイバーを歯髄に入れて、中から直接消毒し無菌状態にします。つまり、神経をできるだけ無痛で取り、根管という神経の入っていた管を消炎・殺菌するわけです。
歯髄の麻酔も同時に行いますから、これまでの治療法よりラクにできます。
軽度の歯髄治療なら一度の通院で治療が完了します。

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