虫歯の予防・治療もレーザーならこんなに楽(7)
2017年6月12日
◎フッ素を塗ってからレーザーを当てれば予防効果はぐんとアップ!
虫歯初期の患者さんには、レーザーとフッ素の併用で予防・治療をしています。
歯には溝がついています。その溝が少し黒くなってきたら、そこに食べかすなどがたまって細菌が住みつきます。
その溝から虫歯ができると考えて間違いないわけです。その溝をいかにして封鎖してしまうかが、初期虫歯の予防・治療のポイントになります。
予防処置としては、フッ素塗布が一般的に行われています。
フッ素を塗ることによって、歯の表面が硬くなります。フッ素を塗ってからレーザーをあてれば予防効果はアップします。これが高度先進医療の一つです。
虫歯の溝が小さな点々になっているのを封鎖するには、「アパタイト」などの歯磨きも有効です。これは市販されていますから、ぜひ予防に役立てください。