歯周病はこれで防げる・治せる(2)
2017年6月24日
[歯槽膿漏は骨が溶けて、歯がなくなるから怖い]
歯槽膿漏は、それまで良い歯だと自慢していた人が、気がついてみたら骨が溶けてしまったり、歯がグラグラになって、ひどくなると歯が全部なくなってしまう恐ろしい病気です。
骨が溶けてなくなるのですから、歯は支柱を失ってしまうわけです。
厚生労働省では自分の歯を80歳までに20本残そうという指針をたてていますが、歯槽膿漏になると80歳で20本どころか、50歳で歯が何もなくなってしまうことにもなりかねません。
最近では虫歯よりも歯槽膿漏のほうが多くなっているのが現状です。歯槽膿漏の予防法や治療法がまだ十分に確立されていないことが、悪化傾向に歯止めをかけられない要因となっているのでしょう。