口腔外接着法の禁忌
2020年5月5日
接着法には、口腔内法と口腔外法があり、その違いは抜歯の有無になります。
口腔外法は口腔外で接着法を行うために、抜歯をしなければなりません。
抜歯に際しては、破折している歯牙の強度は低下しているために負荷をかけないで抜歯する必要があり、歯根の形態を精査しなければなりません。
右上第一大臼歯の破折のレントゲン写真です。
(黄線:頬側根 赤線:口蓋根)
このように遠心頬側根の彎曲が大きく抜歯が困難な場合は、口腔外法は禁忌となります。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院