ホワイトニングの影響
2012年4月13日
歯の変色や歯の色調の改善するためにオフィスホワイトニングやホームホワイトニングが行われています。
オフィスホワイトニングでは過酸化水素水や酸化チタンが用いられ、ホームホワイトニングでは過酸化尿素が使われています。これら漂白剤のはたらきは、エナメル質についている色素や汚れを酸化したり、分解したりすることで漂白が得られています。
ホワイトニングでは歯を削らなくても歯がきれいになることは朗報ですが、歯にどのような影響があるのでしょうか。
漂白剤の酸化作用によりエナメル質の有機成分が分解され漂白後のエナメル質は粗造になります。そのためプラークが付きやすくなったり、歯が酸にたいして弱くなることが懸念されます。
ホワイトニング後の状態を持続させるには、持続的なメインテナンスと耐酸性を向上させるためにフッ素入り歯磨剤の使用が効果的です。