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接着ブリッジは歯を削らない!?

2012年4月14日

接着ブリッジは歯を削らない治療法だと思われている方が多くいらっしゃいます。本当にそうなのでしょうか?
社団法人 日本補綴歯科学会の”接着ブリッジのガイドラインを参考にして少しご説明したいと思います。
 学会の定義では”接着ブリッジとは,従来型ブリッジと同様に支台装置,ポンティック,連結部より構成されるが,支台歯のうち少なくとも1 歯の切削を原則的にエナメル質にとどめ,接着性レジンを用いて支台歯に支台装置を接着するブリッジのことをいう.1歯または2歯程度の少数歯欠損に対して用いられる.”とあります。
また、接着ブリッジの支台歯形成時に留意することは”支台歯は可及的にエナメル質内の範囲で形成をされていることが推奨される.また,軸面に歯軸とほぼ平行に維持溝を形成することが強く勧められる.”” 接着ブリッジを適用する多くのケースでは,咬合力などの影響に対する抵抗形態,脱離力に対する維持形態を付与する必要がある”と記されています。
接着ブリッジは接着性セメントで歯に接着しますがブリッジには強い咬合圧がかかるため接着性セメントの接着力に加え支台歯を削りブリッジがさらに脱落しにくくする必要があります。でも削るのはエナメル質内にとどめます。それは、接着性セメントはエナメル質と強固に接着しますが、エナメル質の下にある象牙質とはあまり強く接着しないためです。
以上のことから接着ブリッジでもエナメル質内ですが歯を削ることが必要になります。

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