タバコとインプラント
2012年3月27日
インプラント治療はチタン製の人工歯根を顎の骨の中に埋め込み、歯の代わりとして使用する治療法です。
インプラントと骨の結合には血液の供給が重要ですが、タバコに含まれるニコチンの血管収縮作用により十分な血液供給ができません。そのため、手術後の感染や傷の治りにも影響を与えてしまします。
インプラントの治療後でも喫煙者はインプラントの周囲に炎症が起きやすく(インプラント周囲炎)、非喫煙者に比べ顎の骨の吸収が進んでいることが治療後の追跡調査で報告されています。そのため、喫煙者はインプラントの脱落の確率が高くなってしまします。