根尖病巣
2012年6月14日
疲れると歯から少し離れた歯ぐきに鈍痛があったり腫れたりすることはありませんか。
歯周病に似ていますが歯根の先が化膿している根尖病巣ではこのような症状がでます。
根尖病巣は、抜髄(神経をとる)した歯根の根管が感染したためになりますが、
感染源としてむし歯や唾液が考えられます。感染を防ぐために、むし歯を十分に取った後、ラバーのシートで治療する歯を隔離して治療を行います(ラバーダム防湿)。
根尖病巣は治療することは可能ですが長期間放置していると歯根にバイオフィルムが形成されて治療が大変困難となり抜歯しなければならないこともあり注意が必要です。