Preparation (良い補綴物が入るための準備) 4
2013年9月17日
健康な歯肉が維持出来るのか、清掃性は良いのか。
補綴物は歯を削ったスペースに製作されます。そのため、目的とする補綴物を製作するのに削除量が不十分な場合、補綴物は出っ張った形となってしまいます。
大きな補綴物では、食べ物の流れによる歯の自浄作用が得られず不潔になったり、歯ブラシが届きにくくなり、歯肉炎や歯周病を起こす原因となったりします。
また、マージンが不鮮明の場合は適合の良い補綴物を作る事ができなくなり、不適合部分が不潔になり健康な歯肉を維持する事ができません。
清掃性の良い補綴物を入れるためには、作る補綴物に応じた削除量で、適切な位置に設定された鮮明で滑らかなマージンが必要になります。
不適切な補綴物により歯肉が腫脹しています。
清掃性の高い補綴物を入れることにより歯肉の腫脹が改善しました。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院