世界歯内療法会議報告 2
2013年5月28日
23日はプレコングレスコースのため世界歯内療法会議は24日から始まりました。
24日は前日とは異なり多くの先生方(約1500名だったそうです)が参加され外国(30数カ国)の先生が多いのにちょっと驚きです。ネームカードを見ると多くの国名が記入され、いろいろな言葉が飛び交っていました。世界会議ですから当たり前ですね。
講演は、特別講演や各国代表講演など朝8時45分から夜の8時近くまで興味深い講演が続きます。ちょっと離れた4カ所の会場で40近い講演がされているため、スケジュール表とよく相談をして時間のやりくりをしないと聞きたい講演を聞き逃してしまいそうです。
講演は、いままで数本のロータリーNi-Tiファイルで行っていた根管形成が1本に簡素化された事や根管形成を行った後に根管内に残るバイオフィルムに関するものが多かったように思います。
また、基調講演でKenneth M.Hargreaves先生が”歯内療法における再生療法の現状と展望”と題して講演され、その中で再生のティッシュマネージメントについてわかり易く講演して頂けました。おかげで、大府市の国立長寿医療センターで行われている歯の神経の再生についてもより理解を深める事ができました。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院