金属アレルギー
2012年9月11日
歯科用金属アレルギーは金属が直接アレルギーを起こすのではなく、金属から出た金属イオンが体内のタンパク質と結びついてアレルゲンとなりアレルギーを引き起こします。また、金属アレルギーは花粉アレルギーのようにすぐに症状が出ることはなく、アレルゲンとなる金属に触れてから遅れて症状が出ます。
歯科では補綴治療の際いろいろな金属が使用されています。その中でニッケル、コバルト、クロムなどはアレルギーを起こしやすいと言われ、チタン、ジルコニウム、金合金は起こしにくく、最もセラミックがアレルギーを起こしにくいと考えられています。
状況に応じて適切な素材を使用したいと思います。