隔壁
2012年5月28日
根管治療を行う時、歯の崩壊が大きい場合にレジンなどで歯を囲むように壁をつくり、治療中に唾液で根管が感染しないようにします。
唾液には多種の細菌が非常に多く存在していて、歯はその中にあるため、根管治療中は唾液から歯を隔離して無菌的に治療しなければなりません。そのためにゴム製のシートに小さな穴を開けそこから治療する歯だけを出して行いますが、歯の崩壊が大きいとゴムのシートをかけられません。そこでシートをかけやすくするために壁(隔壁)をつくるのです。
歯を唾液から隔離することは根管治療では最も重要なことでマイクロスコープを使用して治療することより重要に思います。