咬合調整
2012年5月23日
最終補綴物、テンポラリークラウンなどを口腔内に装着するとき、咬み合わせで問題を生じないよう口腔内全体のバランスをみながら装着物の咬み合わせの面を慎重に調整します。
調整には咬合紙を使用しますが、当院ではドイツHANEL社製の厚さ12ミクロンのフォイルを使用して咬合関係を理想的な状態に近づけるようにルーペで見ながら少しづつ削合して調整します。
咬合調整が不十分だと食事の時に咬むと痛みを生じます。対合歯との間に隙間があると違和感や痛みは生じませんが咬み合わせがずれてしまうことがあり注意しなければなりません。