小児歯科で行うシーラント治療
2019年10月19日
生えてきたばかりの永久歯には、大人の歯にはない特徴があります。
それは、歯の凸凹の溝が深いということです。
溝が深いということは、そこに食べカスが挟まりやすいということでもあります。
もちろん、きちんと歯みがきすれば良いのですが、お子様の歯みがきですので虫歯のリスクは高く、それを防ぐための親御様の仕上げみがきに負担がかかってしまうでしょう。
そこで、シーラントという治療を行うことがあります。
シーラント治療は、歯科用のプラスチック樹脂を使って、溝を塞いでしまう治療です。
事前にプラスチックで溝を塞いでおけば、食べカスが挟まることがありませんので、虫歯のリスクを下げることができます。
また、溝がなければ歯みがきもスムーズに行えますので、親御様の負担も下がることでしょう。
他にも、小児歯科ではフッ素塗布をすることも多いです。
フッ素塗布をすれば、歯の表面にあるエナメル質を強化して虫歯に強くすると同時に、歯の再石化を促進して軽い虫歯なら治癒させることもできるようになるのです。
お子様の虫歯予防の基本は歯みがきですが、それだけではない様々な予防方法がありますので、ぜひ歯科医へ相談してみてください。
最適な方法を提案してもらえることでしょう。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
http://www.icco-d.com