根管治療と痛み
2019年8月23日
根管治療は歯の根に感染した細菌殺菌除去して、歯の根の中をきれいにする治療です。
歯の根の中には神経が入っていますので、そこに細菌が感染するとひどく痛みます。そのため、根管治療では麻酔をするなどして神経を抜き、痛みを無くしてから殺菌消毒するのことになります。
しかし、中には神経を抜いたにもかかわらず痛みを感じる人もいます。ほとんどの場合は、治療している歯の周囲の歯や歯茎の神経が敏感になっていることが原因ですので、麻酔をしてもらうことで痛みはなくなります。もし、治療中に痛みを感じるのであれば、遠慮せずに歯科医へ伝えてください。麻酔の処置をいたします。
また、じつは神経を抜ききれていないことで、痛みを感じることもあります。この場合も麻酔をすることで痛みはなくなりますが、神経が残っていることで、そこが新たな病巣になるリスクもありますので、残った神経を取り除く処置が必要な場合もあるでしょう。もちろん、その場合はしっかりと麻酔をして、時には痛み止めも併用することで、患者様の苦痛を和らげるようにしています。
根管治療は、人によって痛みを伴ってしまう治療です。しかし、きちんと麻酔などの処置をすれば、痛みを感じることなく治療を受けることもできます。
ぜひ、歯科医へ相談してみてください。
当院では、一般歯科治療の他、根管治療を行っております。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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