歯周病は誰でもなるが、誰でも予防できる
2019年7月24日
歯周病は、日本人の80パーセントがかかっていると言われています。つまり、ほとんどの人がかかる国民病のようなものです。
しかし、誰もが避けられない病気かというと、そうではありません。
歯周病は、原因が明確で予防法が分かっている病気なのです。(だからこそ、20パーセントの人がかかっていないのです)
歯周病の原因は、歯周病菌です。
歯周病菌が歯と歯茎の隙間で増殖して毒素を出し、歯茎が炎症を起こすことで発症します。
つまり、歯周病菌を除去し、増殖を抑えれば歯周病を予防することができます。
そして、歯周病菌を除去して、増殖を抑えるのに効果的なのが、日々の歯みがきなどのオーラルケアです。
歯周病が増殖してできあがる歯垢をこまめに除去し、歯茎や歯へ影響が起きないようにすれば、歯周病を防ぐことができるのです。
ただし、歯と歯茎の隙間はうまく歯みがきしなければ歯垢除去が難しい場所ですし、人によっては歯並びが複雑な人もいるでしょう。
そういった人は、歯科医で歯みがき指導を受けてみるのも良いでしょう。
また、取りきれなかった歯垢が固まってできた歯石は、歯みがきでは除去できません。もし、歯石ができてしまっていることに気が付いたら、できるだけ早く歯科医でクリーニングを受けましょう。歯科医では専門家が専用の器具で歯石や歯垢を除去してくれます。
こういった、こまめなメンテナンスを行うことで、歯周病は防ぐことができるのです。
当院では、一般歯科治療の他、予防歯科治療を行っております。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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