根管治療後の定期検診
2019年6月14日
根管治療は、歯の根まで侵入した細菌を除去する治療です。多くの場合、歯の根に入っている神経はすでに死んでいるか、回復できない状況までダメージを被っていますので、同時に除去します。
根管治療がうまくいけば、歯茎の腫れや膿などはなくなり、神経がなくなっていることからも、痛みもなくなります。
そのため、治療完了後の定期検診を怠ってしまう患者様もいます。しかし、それはとても危ないことですので、おすすめしません。
そもそも、根管治療では、神経とともに歯に栄養を届ける組織も除去するため、歯が通常よりも脆くなっています。そのため、定期的に検査をして歯が割れていないかを確認しなければいけません。
また、神経を抜いてしまっていますので、仮に再発していたとしても、痛みを感じることがありません。そのため、定期検診で確認しなければ、気が付いたときには手遅れになってしまうのです。
逆に、定期的に検診を受けることで、治療後の検査だけではなく、クリーニングや歯みがき指導を受けられ、健康な口内環境を手に入れることになります。その結果、いつまでも快適な生活を送ることができる可能性が上がるのです。
ぜひ、定期的な検査を怠らないようにしてください。
当院では、一般歯科治療の他、歯科根幹治療を行っております。
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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