口内環境と口臭
2019年6月5日
口臭の原因はいくつかありますが、口内環境の状態が大きく関わった口臭であれば、日々の対策で防げる可能性があります。
そこで今回は、口内環境が原因の口臭を防ぐ方法をご紹介しましょう。
口内には、600種類程度の細菌が存在すると言われており、そのほとんどが人に害を及ぼすようなものではありません。
しかし、その中の一部が虫歯や歯周病、口臭の原因となっています。そのため、口内環境を整えて、それらの悪玉菌とも呼べる原因菌を除去することで、虫歯や歯周病、口臭を防ぐことができるのです。
主に歯みがきで除去することができる歯垢には、1ミリグラムあたり1億もの細菌が潜んでいると言われていますので、それを除去するだけで、大きな効果を得られます。
また、舌には細かいヒダがたくさんあって細菌が集まりやすくなっています。そこに細菌が多く集まった舌苔も、歯垢同様に細菌の固まりですので、きれいに除去しなければいけません。
ただし、舌はデリケートな器官ですので、歯ブラシでゴシゴシこするのはおすすめしません。舌専用の柔らかい舌ブラシやクリーナーなどを使うようにしましょう。
これらの口内のケアを行えば、口臭を大きく減らすことができるでしょう。
しかし、もっと確実に口内環境を整えるためには、歯科医での定期的なクリーニングをおすすめします。
歯みがきだけでは、どうしても残してしまうお口のすみずみまで、プロの技術できれいにし、正しい歯みがきの方法も指導してもらえます。
ぜひ、お近くの歯科医へご相談ください。
当院では、一般歯科治療の他、噛み合わせの治療を行っております。
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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