インプラント治療の治療方法
2019年6月1日
インプラント治療は、歯を失った場合に、新たな歯を得ることができる治療の1つです。
しかし、あごの骨に人工の歯根を埋め込む外科手術ですので、そのほかの治療とは異なり、大掛かりなものになることが多く、不安になる人もいるかもしれません。
今回は、そんな人たちへ向けて、インプラントの治療手順を紹介しましょう。
1.骨造成
インプラントはあごの骨に埋め込む必要がありますので、一定以上の大きさの骨が必要です。しかし、歯周病や重度の虫歯などでは、患部があごの骨にまで広がってあごの骨が溶けてしまっている場合もあります。そんな時は骨造成によって新たに骨を作り出す治療を行える場合があります。
そういった場合に、最初に行う治療が、骨造成になります。なお、場合によっては、次のインプラントの埋め込みと同時に行う場合もあります。
2.インプラント(人工歯根)の埋め込み
あごの骨に人工歯根を埋め込む治療です。この段階が外科手術となっており、歯ぐきを切開して埋め込むことになります。場合によっては2回行われることもあります。(インプラントを埋め込んだ後、インプラント上部を切開して露出させる)
インプラントがあごの骨と結合するまで、数か月かかりますので、次の手順へ進むまでは、最低でも3か月程度は考えているほうが良いでしょう。
3.義歯の作成
インプラントがあごの結合した後、いよいよ義歯の作成と装着を行います。
なお、あごと結合した後でなければ、他の歯とバランスをとれた形を判別することができないため、ここまで待って型をとり、義歯を作成します。
4.メンテナンス
インプラントは細菌の感染への抵抗がありませんので、適切なメンテナンスを行わなければ、歯周病に冒されてしまいます。そのため、定期的に通院して検診してもらい、場合によってはクリーニングを行ってもらう必要があります。
当院では、根幹治療や噛み合わせの治療を行っております。
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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