インプラントの注意点
2019年5月30日
インプラント治療は、土台となる人工の歯根をあごの骨に埋め込み、一体化するのを待って、人工の歯を取り付ける歯科治療です。
人工の歯根を埋め込むため、ブリッジなどと違って隣接する歯への負担がなく、美しく仕上げることができる高度な治療と言えるでしょう。
しかし、人工の歯と言っても、虫歯や歯周病の心配がないわけではありません。むしろ、粘膜の結合ができないケースがほとんどですので、感染のリスクが非常に高くなってしまうのです。
そのため、歯みがきをきちんと行ってお口の中を清潔に保つことが非常に重要になります。
また、(インプラント治療を行った医師からも説明がありますが、)必ず定期的な検診とクリーニングを行っておかなければ、歯周病や健康な歯の虫歯などが発症してしまうリスクが上がってしまうのです。
もし、インプラントの周囲で歯周病が起こってしまった場合(インプラント歯周炎)、粘膜での防備がないため、インプラントに沿って歯周病菌がすぐに歯根にまで達するため重症化しやすく、インプラントを保持できなくなってしまうこともあります。
インプラントを入れたからと言って、虫歯や歯周病にならないわけではなく、むしろ自然の歯以上に気を付けておかなければいけないということが、もっとも重要な注意点と言えるでしょう。
当院では、噛み合わせの治療や根幹治療を行っております。
気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
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