被せものが合わない?
2019年5月27日
虫歯治療などで歯を削ったあと、削った部分を補うために、詰め物をします。
補綴物と呼ばれるこの詰め物は、ただ穴を埋めているだけではありません。
治療した痕に細菌が感染して再発するのを防止する蓋の役割と、元のかみ合わせを取り戻すために隙間を埋める役割です。
この2つの役割を確実に果たすためには、歯科医は歯科技工士と連携して、患者様の歯型やレントゲン写真などを使って、正確な補綴物や義歯などを作製します。
そのため、歯科医師の治療技術だけではなく、補綴物のできによっても、予後が違ってくるのです。
補綴物が合わなければ、隙間から細菌が侵入して再発してしまいますし、上下の歯の形にずれがあれば、かみ合わせが悪くなってしまいます。時には、口内を傷付けてしまうこともあります。
そのまま放置しても、決して改善することはありません。むしろ、静かに悪化していきます。最悪の場合、そこから歯周病になり、歯を失うことすらあるでしょう。
もし、補綴物に違和感を覚えたら、遠慮せずに歯科医へ相談してください。
多くの歯科医で、それほど費用がかからずに調整してもらえます。
当院では、一般歯科治療に加えて、歯周病の治療も行っております。
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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