歯医者さんの保険診療と自費診療
2019年3月16日
歯医者さんで受ける治療には、「保険診療」と「自費診療」があります。
「保険診療」は、医療保険が適用される診療です。健康保険証の提出で、診療費の3割が自己負担となり、残り7割は医療保険によってまかなわれます。
「自費診療」は、医療保険が適用されない診療です。かかった診療費の全てが自己負担になります。「保険外診療」「自由診療」などと言われる事もあります。
保険診療は、病気や怪我の際に、少ない自己負担で、最低限の治療を受けられるようにする制度です。
歯科治療では、虫歯や歯周病など、病気の場合には、保険適用の治療を選択できますが、見た目を良くする事を目的とした「ホワイトニング」「歯列矯正」は保険適用になりません。
また、保健診療で行う最低限の治療よりも、審美性・機能性に優れた治療法は、保険が適用になりません。白い歯を入れる「セラミック治療」、歯を失った時に人工歯根を埋め込む「インプラント治療」などがそれにあたります。
「保険診療」で行う歯科治療は、治療材料や治療方法に制限があります。
「自費診療」というと、”治療費が高い”というデメリットばかりが注目されがちですが、自由に治療方法を選択できるという大きなメリットがあります。
審美性・機能性・耐久性に優れた、歯やお口のとって最善の治療は「自費診療」でないと受けられないのです。
治療費の部分だけでなく、歯とお口の健康を長く維持する事も考えた上で、「保険診療」「自費診療」を選択する事をおすすめします。
当院では、保険診療・自費診療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
http://www.icco-d.com