歯科用CAD/CAMシステムとは?
2019年3月10日
歯科用CAD/CAMシステムとは、虫歯の治療などで使われる被せ物や詰め物を、設計・加工するシステムです。要は、コンピューターで被せ物や詰め物を作るものです。
10年程前までは、あまり一般的でなかったこの技術も、最近では手軽に歯科医院で受けられるようになっています。
この技術によって、部位によっては保険適用で手軽に白い歯を作る事ができるようになってきました。
CAD/CAMシステムでは、まずお口の中の撮影を行います。撮影は、3D光学カメラを用いて歯の撮影(スキャン)を行います。
次に、歯のデータを元にして、コンピューターで設計し作成していきます。
歯科用CAD/CAMシステムのメリットとデメリットをまとめると次のようになります。
【メリット】
・型取りがなく、短時間で補綴物を作成できる
・小臼歯(前から4番目と5番目の奥歯)で保険が適用となる
・金属アレルギーの心配が無い
・精密に作られていて、歯にぴったりと合うため、二次虫歯のリスクが少ない
【デメリット】
・既存のブロックを機械で削って作るので、色が合わせにくい時がある
・金属より強度が劣る
メリットとデメリットを踏まえ、検討していただくのが良いでしょう。
当院では、一般歯科診療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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