GBR法とは
2019年2月17日
GBR法は、骨を増やす手術で「骨誘導再生法」とも言われます。
骨の厚みや高さが不足していて、インプラント治療ができない場合に、骨を増やし、インプラント治療を可能にする手術です。
インプラントを埋入するためには、埋入部位に充分な骨の量がある事が条件となります。例えば、一般的に骨の高さが10mm以下の場合は、インプラントを行う事はできません。
GBR法の施術方法は2種類あります
・インプラント埋入前に先にGBR法の手術を行う
・インプラント埋入と同時にGBR法を行う
どちらにするかは、骨の量で決まります。
増やす骨の量が多い場合には、インプラント埋入前にGBR法を行い、骨の再生を待ってからインプラントの手術を行います。
GBR法を行う事で、骨の量が足りなくてインプラント治療を諦めていた方でも、インプラントができる可能性が高くなります。
GBR法を行い、骨の量が増えてからインプラントを埋入する事で、インプラントの安定性も高まります。
メリットの多いGBR法ですが、デメリットも存在します。
1つは、骨の再生には時間がかかるため、治療期間が長くなるという点です。
GBR法の場合には、骨ができるまで3ヶ月〜6ヶ月の期間を要します。
2つ目は、インプラントの治療費に、GBR法の費用が5万円〜20万円程度加算されるため、総額の費用が高額になる点です。
骨を増やす事ができるというメリットは非常に大きいですが、デメリットもありますので、両方を理解した上で、施術を検討するようにしましょう。
当院では、インプラント治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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