子供の予防歯科の基本
2018年8月21日
子供は虫歯になりやすいのは、甘いものが好きだというだけではありません。
子供はまだ歯磨きの大切さを知らず、正しい歯磨きの方法を知らないのですから、教えてあげる必要があるのです。
もちろん、まだ教えてもきちんと理解できない年齢であれば、親が仕上げ磨きをきちんとして、あげてください。それこそ、子供が虫歯にならないようにする予防歯科の基本なのです。
そこで、今回は仕上げ磨きのポイントを紹介します。
・歯ブラシの選び方
ブラシが小さくて毛先が短め、かつ柄の長いものを選びましょう。
・持ち方
鉛筆を持つのと同じ持ち方です。
・仕上げ磨きの姿勢
子供を仰向けにして頭を膝の上にのせるか、脚の間に挟むようにして寝かせ、頭の側からのぞき込むようにして磨きます。
・磨き方
毛先が歯に直角に当たるようにして、小刻みに動かします。力をあまり入れる必要はなく、その分1カ所(歯1本から2本)に10回から20回は動かすようにしましょう。
慣れるまでは大変かもしれませんが、親が毎日仕上げ磨きをすることで、子供は歯磨きの習慣を身につけ、将来の虫歯を防ぐことができるのです。
当院では、一般歯科治療の他、小児歯科治療も行っております。歯磨きトレーニングなど、お気軽にご相談ください。
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