口内炎と口腔がん
2018年8月9日
口内炎になりやすいという人は、いないでしょうか?
口内炎は、頬や歯茎、唇などにできる炎症のことで、できてしまうと食事のたびに激痛を生じて、食べたいものも食べられなくなる厄介なものです。
その原因は、睡眠不足や偏った食生活によるビタミン不足、歯磨きなどを怠って口内を不潔にしているなどの生活習慣が主と言われていますが、歯並びや噛み合わせの問題で発生することもあります。
そんな口内炎は、上述の通り、激しい痛みが特徴の1つです。
そのため、もし痛みのない口内炎ができていたら、非常に危険なサインかもしれません。
それは、口腔がんです。
口腔がんは、毎年数千人の人が死亡しているがんで、他のがんと同じく、初期症状がまったくなく、気が付いた頃には手遅れになっていることが少なくない恐ろしいがんです。
じつは、口腔がんの初期症状は、口内にできた小さなできもののようなものなのです。それは、とても小さな違和感レベルのもので、口内炎になりやすい人ならなんとも思わない症状とも言えます。
しかし、その口内炎が、いつもと違ってまったく痛みを感じず、日々大きくなってきたら、すぐに歯科医へ相談してください。
極めて危険ながんの兆候かもしれません。
当院では、一般歯科治療や噛み合わせの治療など、様々な歯科治療を行っております。なにかご不安な事がございましたら、お気軽にご相談ください。
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