噛み合わせに影響する悪い癖
2018年7月10日
日頃、何気なく行っている癖、動作が、噛み合わせに悪影響を与えている可能性がある事を知っていますか?
噛み合わせは、骨格などの遺伝的要因以外に、虫歯や歯周病などの病気、生活習慣、日常の癖が影響しています。
次のような習慣/癖がありませんか?思い当たる習慣や癖がある場合には、注意が必要です。
・ うつ伏せ寝や頬杖、顎に電話などの物を挟む癖
顎の負担のかかる癖は、顎の歪みを生じ、悪い噛み合わせを招く事があります。
・ 左右どちらかばかりで噛む癖
片側ばかりで噛む癖がある場合、噛み合わせが歪んでしまう事があります。
・ 子供の頃の指しゃぶりや爪噛み
子供の頃の癖により、顎の形が変わり、大人になっても当時の影響で歯並びや噛み合わせが崩れている事があります。
特に4歳〜5歳を過ぎても、長時間の指しゃぶりが止められないような場合、指で前歯と上顎を前に押し出す力が働き、出っ歯のようになってしまう事があります。
・ 口呼吸
口呼吸は、口を開けたままになりがちになるため、口周りの筋肉のバランスが崩れ、噛み合わせに影響がでる可能性があります。
・ 舌で歯を押す癖
舌の動きで、習慣となっている癖を「舌癖(ぜつへき)」というように言われます。
舌で前歯を押したり、前歯と前歯の間に出したりするような癖がある場合、前歯が突出するなど、歯並びが乱れる事があり、噛み合わせに影響します。
・ 悪い姿勢
悪い姿勢が習慣になっていると、身体全体のバランスに影響を及ぼし、顎の骨格や、筋肉にまで影響して、噛み合わせが悪くなる事があります。
このように、日頃、何気なく行っている癖や習慣が、噛み合わせに悪い影響を与えている事があります。
今現在、噛み合わせに問題を生じていない場合でも、思い当たる癖や習慣がある場合には、見直すようにしていきましょう。
当院では、一般歯科治療の他、噛み合わせの治療を行っております。
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.icco-d.com/