歯周病に効果的な歯みがき方法
2018年5月11日
虫歯や歯周病から歯を守るためには、適切な方法できちんと歯みがきをする事が大切です。
一人ひとり、お口の中の状態は異なるので、適切な歯みがき方法も異なります。
お口や歯の形態、病気の状態などに合わせて、それぞれ合った歯みがき方法がありますので、一度歯科医院でブラッシング指導を受けていただく事をおすすめします。
今日は、歯周病に効果的な一般的な歯みがき方法を、紹介したいと思います。
1. 歯と歯ぐきの境目を重点的に
歯周病の予防で特に注意してみがく必要があるのは、歯と歯ぐきの間「歯周ポケット」です。この部分に歯周病菌が繁殖すると、歯の周りの組織に炎症を起こします。
歯周病が進行してくると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶かされて、歯周ポケットは深くなり、ポケット内は更に歯周病菌が繁殖しやすくなります。
歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当てて、歯周ポケットに毛先を入れ込むようにして、細かく動かして軽い力でみがきましょう。
2. 歯周病ケアに適した歯ブラシを使う
先が細くなっているタイプの歯ブラシが、歯周ポケットに毛先が入り込みやすいので、おすすめです。
ただし、歯の面をみがく時には、先細タイプは、汚れが落としづらくなります。できれば、普通の歯ブラシで全体をみがいた後、先細タイプで、歯周ポケット周辺を重点的にみがくなど使い分けるのがおすすめです。
3. 歯間清掃を行う
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを落とす事はできません。デンタルフロスや糸ようじ、歯間ブラシを使用するようにしましょう。
当院では、歯周病治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.icco-d.com/0520periodontitis/