初期虫歯とは
2018年3月7日
「初期虫歯」というのを聞いた事がありますか?
初期虫歯は「CO(シーオー)」と呼ばれる虫歯で、虫歯の穴がまだ空いていない初期段階の虫歯の事を指します。
穴が空いた虫歯になってしまうと、自然に治る事はありませんが、穴が空く前の段階である「初期虫歯」であれば、治療をしなくても適切な毎日のケアによって、虫歯の進行を防ぎ事ができ、健康な歯の状態に戻せる事もあります。
毎日の丁寧な歯みがきと、歯の再石灰化を促す「フッ素」の利用、ダラダラ食べや甘い飲食物を控えるなど食習慣の改善が必要です。
初期虫歯の段階で、早めに虫歯の状態に気がつき、適切に対処する事が重要になります。そのためには、歯科医院で定期検診を受ける事と、毎日の歯みがきと合わせてセルフチェックをする事が必要です。
初期虫歯は、歯の表面が白く濁って見えたり、薄い茶色に見えます。
少しザラザラとしているように感じる事もあります。歯が痛んだり、しみるといった自覚症状はありません。
鏡で見て、歯の表面が白濁していたり、薄い茶色をしていたら要注意です。
歯が唾液で濡れていると判断しにくいので、ガーゼ等で唾液を拭うと、より見えやすくなります。
自分で初期虫歯だと思っても、見えない所で穴が空いているなど、治療が必要な場合もあるので、気になったら一度受診をするようにしましょう。
当院では、虫歯治療等の一般歯科治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.icco-d.com/