根幹治療と臭い
2018年1月12日
歯科医で根幹治療を行っている最中や、根幹治療後に帰宅後など、まだ治療が完全に終わっていない間に、歯がとても臭うことがあります。
下水のようなとても強烈な臭いで、自分の口から臭ってくるなんて、信じたくない臭いです。
この臭いは、根幹にたまった膿の臭いなのです。
そのため、最初の治療で膿を出してしまうときには、どうしても臭いが気になります。
また、その後何回かの治療でも、膿を出し切る必要があるため、簡単な蓋をするだけの処置をして帰宅いただきますので、その場合も臭いが気になるときがあります。
もし、そういった根幹治療中の歯の臭いが気になる場合は、遠慮無く歯科医師に相談しましょう。
うがい薬でうがいするなど、治療の進度に合わせた、適切な対処方法を教えてもらえます。
なお、根幹治療中は、根幹が完全に密封されているわけではありませんので、再感染リスクがとても高い繊細な時期です。
臭いが気になるからと言って、力いっぱい歯を磨いたりするなどすると、仮の蓋が取れてしまって、せっかくの治療が台無しになってしまうこともあります。
なにか気になることがあれば、必ず担当の歯科医師へ相談するようにしましょう。