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歯周病と嗜好品

2017年10月20日

歯周病を防ぐためには、いくつか控えておいた方が良いことがあります。
その中でも「分かっていてもやめられない」のが、タバコやお酒といった嗜好品でしょう。
実際のところ、どうして、これら嗜好品を控えることで、歯周病を防ぐことができるのでしょうか?
タバコやお酒は、ともに歯周病の直接の原因ではありません。そのため、これらの嗜好品を一切口にしない人でも、歯周病になることはあります。
ただし、タバコやお酒は、歯周病になりやすい、また、治りにくい環境を作り出すことが分かっているのです。
それぞれ、具体的に説明しましょう。
一般的に、タバコは、血管を収縮させる作用を持っています。つまり、タバコを吸うと出血が抑えられます。これは、良いことのように感じますが、出血が抑えられることによって、歯周病になっていることに気付きにくくなるので、歯周病を余計に進行させてしまうことになるのです。
また、タバコに含まれる成分の作用によって、歯茎が固くなってしまいますので、これもまた歯周病の発見を遅らせ、進行を助長することになります。
それに加えて、血流が悪くなるということは、薬剤の効き目が悪くなるということになりますので、治療したとしても、治るのに時間がかかってしまいます。
もう一つの代表的な嗜好品のお酒は、それ自体に歯周病を助長したり治りにくくしたりといった作用はありません。
しかしお酒は、歯周病を進行させる効果を生んでしまうのです。それは、お酒に酔ってしまうことで、歯磨きが疎かになることです。中には、お酒を飲んだ日は歯磨きせずに寝てしまう人も少なくないでしょう。
歯周病予防の基本は歯磨きです。むしろ、歯磨きさえきちんとできていれば、歯周病の多くは予防できます。
お酒は、その歯磨きを疎かにしてしまうという意味で、控えるべき嗜好品なのです。
以上のように、嗜好品を控えるにはそれなりの理由があります。そして、その理由を理解すれば、完全に断つ必要がないことも分かるでしょう。
歯周病予防のために嗜好品を断ってストレスを溜めるのではなく、しっかりと理解して上手に控えていくようにしましょう。

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