根管治療のメリット
2017年10月7日
根管治療は歯の根元の神経にまで虫歯の影響が進んでしまった場合に行う治療です。
この段階まで虫歯が進行してしまうと、神経を包む歯髄が炎症を起こし、常に痛みが走ってしまいます。
それも、最近の毒素が直接神経を冒していますので、その痛みは相当のものです。そのため、そのままでは日常生活に支障をきたしてしまうことでしょう。
根管治療の多くは、冒されてしまった神経を抜き取り、残った穴の中をキレイに洗浄して、再度最近に感染しないように薬剤を充填、密封します。
神経を抜いてしまいますので痛みを感じることもありませんし、薬剤を詰めて密封しますので、それ以上悪化することはりません。
また、最近よく使われているセラミックの詰め物(インレー)を使用すれば、治療跡が目立つこともなく、また金属インレーのように目立って審美的によくない口内になったり、外れてしまったりすることがほとんどありません。
何よりも、一般歯科であれば抜いてしまわなければいけないような症状であっても、自分の葉を残しておけるというのは、もっとも大きなメリットと言えるでしょう。
もし、かかりつけの歯科医から「抜くしかない」と言われてしまった場合は、ぜひ1度根管歯科専門医に受診してもらうことをおすすめします。