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根管治療のデメリット

2017年10月4日

末期(C4)の虫歯や歯周病の治療でとても効果的な根管治療ですが、もちろんデメリットがないわけではありません。
そもそも、デメリットがない治療というのは存在しておらず、メリットとデメリットを総合的に考えて実施すべきかどうかを決めなければいけません。
ここでは、根管治療のデメリットを紹介しておきます。
・歯が割れやすくなる
根管は細く曲がっている場合も多いので器具で大きくして洗浄しやすく、かつ薬剤を詰めやすくするのが常套手段です。
しかし、そのためには歯を削る必要がありますので、本来よりも歯が薄くなってしまい、割れやすくなってしまうのです。もちろん、詰め物(インレー)で強度が保つようにしますが、それにも限界はありますので、注意が必要です。
・虫歯に気付きにくくなる
今回治療を行うと、神経を抜いてしまいますので、痛みを感じません。
しかしそれは、虫歯が末期まで進行してしまっても気付けないということでもあるのです。
そのため、根管治療後のデンタルケア(歯磨きなど)は治療前よりも慎重にしっかりと行い、定期的な歯科検診も忘れずに行う必要があります。
・再発しやすい
根管治療はとても難易度が高い治療です。神経を抜いた後の穴は非常に細く、枝分かれしている場合もあって、すべてを洗浄消毒して薬剤を詰めるには、卓越した技術と経験が必要です。
その上で、少しでも洗浄漏れで細菌が残っていたり、密閉が不十分だったりした場合は、細菌が繁殖して再発してしまうことが少なくありません。「仕方がない」と諦めるのではなく、その可能性が高いので、積極的に歯科検診を受けてチェックしてもらうようにしなければいけません。
もし、今から受診しようとしている歯科医がメリットばかりを話して、これらのデメリットについて話さない場合は、その歯科医に治療を受けるべきかを考え直した方が良いかもしれません。

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